ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■氷上の表情。
子供達がスケートに連れて行けとうるさい。
毎年としまえんで何回か滑るのが恒例となっている我が家。この日は嫁がママさんバレー&忘年会だとかで出掛けていったので、僕が連れて行った。

どーん。ほぼ1年ぶりなので最初は娘・R(10才)も息子・タク(8才)も
「こわいよー!」
感覚を取り戻すまで産まれたばかりの仔馬みたいにヨロヨロとしていたが、30分も経つと飛ばしまくりで、バターになるんじゃないかってぐらいスケートリンクをぐるぐる回っていた。特にタクは
「24周目!」
などといちいち数え、100周を目指して頑張っていた。時々派手にすっ転ぶがものともしない。普段からそれぐらい根性があればいいのに。
一方でRはタクより慎重派。鉄砲玉のようにすっ飛んで行くタクと比べ、わりとゆっくりと滑るので
「たっくんはいっぱい転んでるけど、Rはまだ転んでないのよ」
と得意顔であったが、そのうち豪快にコけてしまい、しかもそこがちょっと氷が溶けていて濡れているところだったためズボンとパンツがびしょびしょになってしまった。
「うわああああ、つめたいようー」
救護室を借りて脱がせて着替え。替えのズボンとパンツ持って来てよかった…。
だんだんと日が暮れてきて寒くなって来たがまだ滑る滑る。僕のダジャレもここまでは滑らないんじゃないかってぐらい滑る。
僕はもう疲れ果て、スケートシューズを履いていたので足も痛くなり、
「パパもうやめっから君らだけで滑ってろ」
体力の限界、気力もなくなりリタイア宣言し、

近くのステージで行なわれていたアイドルライブを観たりしていた。名前知らないけど。

空もすっかり暗くなり、日没後もまだ滑っている子供達。これ以上いたら風邪引くかも…と身も心も凍えそうになっていた頃、
「100周滑った!もう帰る!」
ようやくタクがノルマ達成したらしく、引き上げることにした。

夜のとしまえんはめちゃくちゃ気合いが入ったイルミネーション。キラキラの夜景を眺めながら歩くと、

トシちゃんが光り輝いていた。これは


夏の宣伝の使い回しである。夏の「としプー」、冬の「としッパ」。
トシちゃんなのにギンギラギンにさりげなくなっている、って一体…。
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12月22日(日)
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