ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ドドスコスコスコワクチン注入。
土曜日は子供達を病院に連れて行き、2回目のインフルエンザ予防接種をしてきた。
1回目の時はむちゃくちゃ混んでいて、予約をしたにもかかわらず1時間半ぐらい待たされてしまった。予約の意味ないじゃん。
今回もそれに備え、暇潰し用の本とかipodとかを用意したり、院内感染防止用にマスクをしてみたりしたが、前回より早い時間に予約を取ったせいか、30分ほどで終わった。来年は朝イチから予約しよう。
さすがに娘・R(10才)も息子・タク(8才)も注射が怖くて泣いたり逃げたりする年ではないが、Rは
「痛かった…」
意外と痛かったようで目をウルウルさせていた。タクはそれを見て
「オレは平気だもんねー!痛くないもんねー!」
と得意顔していたので
「いやいや、パパも結構痛かったぞ…」
Rを笑うことは出来なかった。僕も先月に会社で予防接種をやって、結構痛かったんである。僕もお子ちゃまなのかしらん。いやいや、皮下(ひか)注射は静脈注射なんかよりずっと痛いような気がする。
予防接種をした後のお昼ご飯は
「マックがいい!」
とRとタクが口を揃えて言うのでマクドナルドへ。僕としては断固としてラーメンにしたかったのだが、ふたりがかりで押し切られてしまった。そして注文するのはハッピーセット。スーパーマリオのオモチャが付いてきた。
何が悲しくてイタリアヒゲオヤジのオモチャに金を出さなければならんのだ…と悲しくなったが子供達は嬉しそうだ。どうせ1週間ぐらいで飽きそうな気がするけれども。
「パパー、注射したところが痛いよう」
食べながら、Rとタクが注射したところをいじろうとするので
「あー、いじっちゃいけないよ。腫れるかもしれないけど、皮下注射して入ったワクチンに体が反応してるんだね。インフルエンザに負けないように準備してるんだよ」
とか適当に説明しておく。僕も2日ぐらい痛かった。そんなことを話していると
「いつまでダラダラやってんだー!」
急に怒鳴り声が聞こえた。振り向くと、
「いったいどういう教育してるんだ!遅い!」
芋洗坂係長みたいなメガネ小太りおっさんが、レジで店員に怒鳴り散らしていた。どうやらテイクアウトで何かを注文したらしいが、なかなか出来上がらなくてブチ切れたらしい。
しかしいくら遅いと言ってもファストフード、せいぜい10分程度しか待っていないのではないだろうか。こちとら注射1本で1時間半も待ったんだぜ。甘い甘い。慌てない慌てない。ひと休み一休み。ワクワクワクチーン。なんちて。
食べ終わって帰ろうとすると、今まで気が付かなかったが、来週から始まるハッピーセットの予告がレジ脇に貼られていた。なんと、来週は子供達が一番好きなポケモンではないか。最初からそれを知っていれば
「来週ポケモンだから今日はガマンしようよ」
と子供達を説得できたのに。そして子供達はポケモン大好きだけに絶対ウンと納得しただろう。何故わざわざマリオなんか…と悲しくなった。
「来週ポケモンだけど、今日来ちゃったからもう来週はナシね」
とりあえずそう言ってみたら
「やだ!来週もマック!」
ふたりとも案の定連チャンを希望。そうだよねー。そこで引き下がるふたりじゃないよねー。
ポケモンのために2周連続でマックを食う羽目になりそうである。
皮下注(ひかちゅう)ゲットだぜ。なんちて。
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12月10日(火)
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