ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■地震雷火事ダメ親父。
嫁の誕生日が迫っている。
気付けばもう来週がそうなのだ。このところ嫁は毎年17才の誕生日を迎えているが、そのことについては敢えて突っ込まないことにしている。
「誕生日プレゼントは何がいい?」
恐る恐る聞いてみた。この長い付き合いで数え切れない程の誕生日プレゼントを贈ったり贈られたりしてきたので、もうとっくにネタ切れである。そもそも本当に欲しいモノで、手に入れられるモノはとっとと手に入れているのである。
そうすると残された欲しいモノとなると、めちゃくちゃ高価なモノか、金では買えないモノか、手に入れることが犯罪になるモノか、のいずれかである。僕が一番欲しい、女子高生のおっぱいのように。
で、大体嫁が答えるのは「休める日」だろうなあ、と思ったら
「1日、なんの家事もやらなくていい日」
やはりそういう答えだった。正直、手間をかけるぐらいだったら金かける方が楽でいいや、というぐうたらな考えの僕は、
「えー、そういうのじゃなくてなんかモノにしれよ」
極悪非道に却下しようとすると
「なんでダメなの?みんなで家事しようよ」
横で聞いていた娘・R(9才)に懇々と説教されてしまった。はい、おっしゃる通りでございます。ていうかみんなでしよう、っつってもやるのは最初だけで、あとは飽きてしまい、ケツひっ叩かないと動かないっていうのがパターンなんだけどな…。
「R、じゃあ頑張ろうね。君も頑張るんだよ」
「うん」
手をひしっと握り合って嫁誕生日の家事を手分けして行なうことを誓い合った。
「夜はバイキングに行こうね」
「うん!」
と息子・タク(7才)の乗ってきたので
「君も家事やるんだぞ」
一応釘を刺しておくと
「えー!」
目をまん丸くして思いっきり驚いていた。どうやら僕とRが全てやり、タク自身は高みの見物でいるつもりだったようだ。
「お前もやるんだー!」
「えーそうなんだー」
まるっきり超他人事なタクであった。
対岸の家事ってか。
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05月29日(水)
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