ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ケルナグール。
ネタ切れ気味なので大した話ではないのだが…。
朝、僕は会社に、子供達は学校に行くため、一緒に道を歩いていた。たまたま僕が一番前を歩いていたら、後ろからお尻をバンと叩かれた。振り返ってみるとニヤニヤした息子・タク(7才)が後ろにいた。
「やめれ」
「ボクやってなーい」
「うそつけ」
「やってなーい」
朝のクソ忙しい時に遊んでいるヒマはないので、再びさっさと歩こうとするとまたバシンと叩いてくる。
「マジで痛いからやめろ」
「やってなーい」
いい加減リアクション的につまらないので、もうとっとと歩く…フリをしながら実は横の建物の窓ガラスにタクがそーっと近付いてくる姿が丸写りだったので、タクがまた叩くために手を上げた瞬間
「やっぱりお前かー!」
腕を掴んで折檻した。タクもこれで見られたOR見られていないはどうでもよくなったらしく、
「やってなーい、やってなーい!」
と叫びつつ、隠そうともせず堂々とビシバシ叩いて来るではないか。
「じゃあパパもやってなーい」
「ボクもやってなーい」
もう見境無しにドカドカポカポカ。朝の通学路で、黄色いカバーが付いたランドセルを背負った、小学1年生の男の子と殴り合いをしているおっさんがいたら、それは僕である。
タクが「やってなーい」というのは大ウソだが、僕が言う「やってない」は、ある意味本当である。
本当に「やってない」なあ…。
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01月30日(水)
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