ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
[5183135hit]
■夜のお供に。
久しぶりにわりと早く家に帰って来れた日。
それでも息子・タク(7才)は既に寝ていて、娘・R(9才)はまだ晩ご飯を食べ終わっていない状態でモタモタしており、
「いつまで食べてんの!」
と嫁に怒られていた。Rは既に眠くなっているので、それから数十分かけて後片付けや歯磨きなどをノロノロと行ない、ようやくパジャマに着替え、トイレを済ませた時は、僕の方をぼーっと見つめていた。
腕を広げてみると、ぴょんと飛び付いてきたので
「一緒に寝る?」
「うん」
一緒に布団に入ったら、あっという間に寝てしまった。
翌日の夜も同じようなタイミングで帰って来たら、Rもこれまた同じように嫁から煽られていた。嫁が叱ることには
「昨日も寝るのが遅かったから眠くてしょうがないんでしょう!早く寝なさいって言ったのにパパと布団の中で喋ってるから!」
なんと、僕が悪いことになっていた。昨晩のRはすぐ寝てしまったので、ほとんど話していないはずだ。それなのに、
「○○ちゃんとは遊んじゃいけません」
みたいな悪ガキ扱いされており甚だ不本意である。
「いやいや喋ってないよ!」
強烈な遺憾の意を発動すると
「あらそう」
嫁はそっけなく。あらそうってアータ。そんなわけで、今夜もRと一緒に寝ると嫁からイチャモン付けられるのではないか、とか何となく気が重くなってしまい、
「おやすみ」
と声をかけるだけに留めてしまったではないか。今夜も添い寝したかったのに…と、僕はRが寝静まってからだいぶ後に改めて1人寂しく寝たのであった。
まさに泣き寝入りってか。
↓応援クリックよろしくです。
←これだけでもいいので押してね。
←こちらもできれば。
はてなアンテナに追加
01月26日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る