ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ボーリング・ストーンズ。
嫁が子供達を連れて、嫁友人母子と遊びに行き、ボーリングをしてきたのだという。
娘・R(9才)と息子・タク(7才)にとっては人生初ボーリングとなった。そういえば子供達が生まれてからボーリングやったことなかったなあ…。
嫁がスコア表を持っていたので見せてもらったら、165点とか書いてあったので
「へー。わりとうまいんじゃん」
やべえ、僕負けるかも、と思ったが
「それ、2ゲーム合計だから」
「うわ。ヘタクソ」
2ゲームぶんでしかもガーターレスのレーンでやってそのスコアだったという。
「おい、でもRのスコアに『G』ってあるぞ!」
ガーターレスなのになんでだ、Gってゴキブリでも出たんか、おかしいだろ、と詰め寄ったら、
「ピンの近くまで行くと、ほんの少し隙間があって、そこにボールが落ちてった」
とのことで、変なところで無駄に高度なコントロールを発揮してしまったようだ。みんなヘタクソで、しかも嫁友が最下位スコアだったらしく、本当は1ゲームでやめようとしたのだが、Rとタクと、嫁友のお子ちゃんはもう一回やりたい!と盛り上がり、じゃあ子供達だけでも、とやらせようとしたらRが
「大人もやろうよ!だって負ける人がいないとつまらないもん!」
と超上から目線の発言をしてドン引きさせたのだという。
「R、言うねえ…」
僕はいつもポヤーンとしているRがそんなことを言うなんて信じられなかったが
「でも2ゲーム目でドベだったのはRなんだけどね」
と嫁が笑った。Rとタクはウチに帰ってから早速空きのペットボトルを並べ、本などを立ててガーター防止とし、テキパキとボーリングごっこの準備を進めていた!こういう時だけ手際が早い。ボールは野球の軟球を僕からかっぱらった。そして
「ねえパパ、いっしょにやろ?」
スコア表も作り、いつの間にか僕もエントリーされていて3人でゲームスタートとなってしまった。まあしょうがないか、ということでせっかくだから
「じゃあスコアの付け方を教えてやろう」
昔は手書きでやったんだぞ、と教えようとすると、Rは素直に聞いてくれるのだが、タクは
「ボクが好きに付けるからいいんだよ!」
言ってることがムチャクチャである。しかもピン代わりのペットボトルにドングリが入ってるし。
「それいつのドングリだよ!捨てろよ!中から虫とかやめてくれよ!」
「いいの!」
どうやらそのペットボトル達は、中にドングリを入れてマラカス代わりにしていたものらしい…。スコアの付け方も聞かぬ。ドングリを捨てろと言っても聞かぬ。自己流のボーリングを突き進むタクなのであった。
これをボーリングマイウェイといいます。なんちて。
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01月08日(火)
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