ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■生まれてすいません。
朝、起きると
「パパ、おたんじょうびおめでとー」
娘・R(9才)と息子・タク(7才)がハモって祝ってくれた。壁には折り紙を何枚か貼り合わせて
「パパおめでとう!」
という貼り紙をしていてくれた。うう…お父さん嬉しいよ。
夜、仕事から帰って来たら子供達はお風呂に入っていて
「パパ、おたんじょうびおめでとー」
とお風呂場の中からエコーがかかった声が。風呂場を覗いてみると、湯船に浸かった赤いほっぺのふたりがニコニコしていた。Rは
「今日はパパのたんじょうびだって先生にも言っておいたからね!」
「お、おう…ありがと…」
無駄にどうでもいい情報を伝えていたようだ。まあそれはそれでいい子達だなあ…と思い
「パパもお風呂入るから待ってろ」
と不二子ちゃんを前にしたルパンばりの速さで服を脱ぎ、風呂場に飛び込んだら
「あついからボク出る」
「Rも」
「なんだよっ」
ふたりともほぼ入れ替わりにとっとと出てしまった。まあそれだけでも親としては嬉しいモノだけれども…。
ただ年齢を連呼するのはやめて欲しい…。
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11月21日(水)
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