ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■イシャはどこだ!
僕は有給。

息子・タク(6才)はお腹がキューらしい。

昨日の日記にも書いたように、お腹が痛い状態が続いているらしい。

超痛いわけでないが「もよん」とした痛さ、下痢ではないが、やわらかうんちくんとかちかちうんちくんの間、そんな揺れる乙女の恋心のような微妙で繊細な症状が続いていた。

嫁は仕事なので僕が医者に連れて行くことにした。娘・R(9才)はひとりでお留守番である。

「だいじょぶ?テレビつけててもいいよ。誰かが来ても絶対開けちゃダメだよ。いないフリしてなよ。宅急便ですって言われても絶対開けちゃダメだよ」

「だいじょぶだってば!!何回もやったことあるもん!!」

もうひとりで留守番出来ていい年齢だし、実際したことがあるのだろうけれども、可愛い可愛い娘だし練馬とはいえ大都会東京だし、ということでどうしても心配になってしまう。

後ろ髪を引かれつつタクを小児科に連れて行った。

「こんにちは!どうしましたか」

先生のトイメンに座らされたタクは、テレがあるせいか

「えっとー、お腹が痛くて…」

喋りながらイスと共にろくろのようにくるくる回り始めたではないか。これはお行儀が悪い。

「回るな回るな!」

と注意せざるを得なかった。

さんちゃん、来ちゃった
「さんちゃん、来ちゃった」「回るな回るな」の明石家さんまと島田紳助を思い出してしまったではないか(古いなあ)

診察の結果、

「暑さによる疲れですかねえ。胃腸が弱ってます」

とのことで…。

「ウィルスとか伝染するものの可能性はありますか?」


「うーん、断定は出来ませんが症状がそんなにひどくないので多分ないでしょう」

そう言われた。薬を出しましょう、ということで

「僕は粉のお薬は飲めるかい?」

との先生の問いかけに

「はい!だいじょうぶ!」

かっこよく答えたタクであったが、いざ薬を貰って家に帰って飲ませようとすると

「えー。苦そうでやだなあ」

「お前大丈夫って言ったろ!」

早くお腹の調子が回復してもらいたいものである。一番イイのはこの日記を読ませることかもしれない。

お腹の具合も日記の内容もくだらない。なんちて。

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08月24日(金)
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