ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■安眠の安眠による安眠のための朝。
平日の朝は、僕はギリギリまで寝ているので子供達より遅く起きる。
この日、何故か目覚ましのケータイアラームが鳴る前にふと目が覚めてしまったので、もうちょっと寝る時間があるはずだ、と再び目を閉じるのだが、息子・タク(6才)の喋る声がうるさすぎた。
「ねえねえ、パパの"いきび"のマネやるよ!ぐおー!ぐおー!」
「ぎゃはは!」
僕の"いきび"はすごいらしい。タクのモノマネを見て娘・R(8才)が大笑いしていた。まったく、僕がいないところでは何を言われているか分かったものではない。そんなわけで僕と一緒に寝たいと思っている女性の方は、いびきがすごいらしいのでご了承ください。そんな人いないけど。
そして話し声はまだまだ続き、
「もう7時になったかな?」
というタクの声に
「パパのケータイが鳴ってないからまだでしょ」
との嫁の声。そう、僕が目を覚ます時間である。すると僕の枕元に近寄るタクの気配があり、パカッと僕のガラケーを開け
「あー、パパ、モバゲーやってるー」
人のケータイをいじりまくるではないか。(実際はモバゲーではなく、他のサイトなのだが)。いじりまくられてエロ画像とか発掘されても困るので
「おはよ」
たった今起きました、という態でガバッと起き、ケータイをタクの手から引ったくった。するとタクは
「夜遅くにゴハン食べてるから太るんだよ!」
いきなり何の脈絡もなく、思いっきり心にグサッと突き刺さる言葉を吐くではないか。
「なんだそれは!誰が言った言葉だ!」
タクが思い付いた言葉とも思えず、誰の受け売りだ、と聞いたところ
「ママ」
「ああ、そう」
子供達は僕のいないところではモノマネぐらいで済んでいるのかもしれないが、嫁は相当いろんなこと言ってるんだろうなあ…。別にいいけど…。寝起きにデブ宣告される僕。
これを寝耳にデブ、といいます。
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06月07日(木)
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