ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■イボ愛子。
先日、娘・R(8才)と息子・タク(6才)の足の裏に出来たイボを治療して貰った話を書いた。
これがホントのイボきょうだい、なんてダジャレを書きたくなったがふたりとも嫁が産んでいる。この目で見たから間違いない。
液体窒素を当てられたイボはやがてふくらみ、Rのは血豆のように、タクのは水ぶくれのようになってなかなか痛々しい。実際痛いようだが翌日になるとタクは
「もういたくないよー」
とケロッとしていた。小指の裏なので歩いても圧迫されないのだろうか。逆にRのイボはかかとに出来たせいか、歩く時もとても痛いらしい。一緒に歩いていてもかかとを浮かせたままヒョコヒョコと歩く姿が辛そうであった。
「パパ〜。明日、体育があるんだけど」
「走れそうかい?」
「無理〜」
「じゃあ見学だなあ」
という判断をしたのだが、嫁は厳しかった。
「走れないかもしれないけど、走らない運動だったら大丈夫じゃない?」
とか、ギリッギリの限界までなんとかやらそうとする。ふんばりつかないんだから無理だろ、とか嫁を説得していたら、なんとか思い直してくれたようで連絡帳に見学する旨を書いてくれたようだが、翌日の朝、登校する時に、一旦ウチを出たRが
「雨降ってきたー!」
ランドセルをガタガタ鳴らして戻って来た。
「R、今走ってたよね!痛くないの?」
それを嫁がものすごい勢いでツッコミを入れる。
「あれー?」
なんかRはとぼけていたようだが、僕は騙されたのだろうか。騙し、とまではいかないだろうが多少、大げさに言っていたのかなあ、という感じはする。
まあ、父親なんてものは娘に対しては全力で騙されるべきだと思うので今回の僕の判断は間違っていない。これからも僕はどれだけRに騙されるのだろうか。
人生イボイボである。
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05月23日(水)
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