ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■食べるウォークマン
最近サボり気味だったウォーキングをしようと家を出た日曜日の昼下がり。

ウチの前で近所の子達と遊んでいた娘・R(8才)と息子・タク(6才)に

「どこいくの!」

と捕まる。

「ウォーキングだよ」

「どこまでいくの!」

「さあ、気の向くままさ」

「決めてないのかよ!」

と突っ込まれつつ本当に気の向くまま歩く。20分ほどで隣町の駅前に辿り着く。マクドナルドの前を通りかかると

「コーヒーの無料テイスティングしてまーす。どうぞー」

ホットコーヒーを貰ってしまった。ラッキー。ウォーキング中だが、ミルクも砂糖も入れないでブラックにすればいいか…としばらく飲みながらダラダラ歩く。

1時間ほど歩いて帰ってくると子供達はいなかった。家の中から騒がしい声がするので中に入ると

「ありがとー」

みんな何かが入ったお皿をそれぞれ持ち、また外に出て行った。

「あなたのもあるよ」

嫁が勧めるお皿の上には、なんとおいしそうなジャガバターが…。

「う、ウォーキング終わって帰って来たのにジャガバター食わせるなあああ!」

ウォーキング帰りに、バターたっぷりのジャガバターを勧めるとは、鬼のような嫁である。もちろん食ってしまったけど。

「これでウォーキングしたけど台無しだね」

「うん…」

まさにデブまっしぐら。もう開き直るしかないのだろうか。

ジャガバタ、じゃなくてジタバタするなよ〜。

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05月21日(月)
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