ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ひっ皮っ膚ー。
娘・R(8才)の右腕。

このところずーっと肘の内側を「かゆい」と言ってポリポリ掻いていることがよく見受けられるようになった。寝ながら掻いていることもある。だんだんかぶれが目立つようになってきて、

「パパ、かゆいの…」

と上目遣いで訴えてくるのでなんだかグッと来てしまい、痛々しいことこの上ないので皮膚科に連れて行ってみた。

名前を呼ばれて診察室に入ると、ドクターは水前寺清子風の女医で、

「もしかしたらアトピーの始まりかもしれませんよ」

患部を見せるなりそう言われて驚いてしまった。

「僕も妻もアトピーの家族はいないんですが、そういうこともあるんですね」

と聞いてみると

「ご家族でぜんそくの方はいませんか?」

「僕の弟が子供の頃ぜんそく持ちでした」

「アトピーもぜんそくも同じ○○○(早口で聞き取れなかった)が悪さしてるんですよー」

アトピーとぜんそくの関連性について教えられた。どちらも同じアレルギーということか。

「親から受け継いだ体質の影響が大きいんですよ」

「はあ、そうですか」

「そういうことをお母さんに聞くと『それは主人です!』って旦那さんの血のせいにするようなことを言われますね。アッハハハ」

「いやまあ、ウチの場合は間違いなく僕の血のようなので…」

僕の呪われた血がRを苦しめているのか。ごめんよR。先生は一緒に連れて来ていた息子・タク(6才)も指し、

「女の子はわりと強くて(かゆみ、かぶれが)その程度で済んでるんでしょうけれども、男の子が発症すると凄いことになるかもしれません」

とも言った。

「えー、ボク、スゴイのォ…?」

タクは何か褒められてると勘違いして照れていた。

「塗り薬を処方しますので」

ということで3種類ほどの薬を紹介され、早速Rの腕にテキパキと薬を塗って、ガーゼで保護してくれた。

その他にも「長風呂はやめなさい」とか色々なことを教わったが、どうもこの先生、チャキチャキしていてサッパリした先生なのだが、早口過ぎて聞き取るのが大変で、話を飲み込むのが追いつかなかった。

薬を塗っていれば2〜3日でよくなるでしょうとは言われたが、よくなったらよくなったでその後どうしたらいいのかとかその後再発するのか、とか、先生の口調に圧倒されて聞くのが精一杯で、質問しそびれてしまった。

薬の塗り方も、診察を終え塗り薬を処方された時、受付の人にもう一度薬の説明と塗る順番を聞いてしまったほどである。いい先生なんだろうけど、どうもこういうタイプの人は僕は苦手だなあ…。頭の中がお花畑のRは絶対にこういうタイプにはならないだろう。

皮膚科だけに肌に合わないってか。

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04月29日(日)
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