ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■微熱少女。
夜、仕事から帰って来ると

「Rが熱出しました」

と嫁が言った。ふしゅるるる…と奇妙な寝息を立てて寝ているRは、ほっぺが赤くて苦しそうであった。眠りが浅いようで、そっとおでことほっぺに手を当ててみたら目がパチッと開いた。

「ちゃ、ちゃお」

びっくりして話しかけてみたが特にリアクションはなく、またゆっくりまぶたが降りて、再び寝息の音が立った。

朝、一緒に家を出た時は普通に元気で、僕とお手々繋いでランランランだったのに。嫁によると

「晩ご飯食べてる時、いつも以上にグダグダしてて、よく見たら目がウルウルしてたので『こりゃ来たな』、と…」

熱は37度6分ぐらいだという。Rはそれからも寝苦しそうな様子であったが、真夜中になり僕も寝るので寝床に入ったところ、Rの目がまた開いた。

「こ、こんばんねぎねぎ」

「んー」

やはり辛そうだ。。

「ポカリ飲むかい?」

こくりと頷いたので起こして飲ませてやった。

「熱計ってみるか」

体温計は37度6分。あまり上がっていないことに多少ホッとする。そして改めて寝る時に

「パパも寝ちゃうけど、苦しかったりなんかあったら起こしていいからね」

そう言って眠ったのだが1時間後、その通りガクガク揺さぶられて起こされた。

「どーした」

「おはな…」

鼻水も出て来たのか…と、ティッシュを枕元に置くことにする。Rは盛大に鼻をかんでからまた眠りに落ち、それからは朝まで起きることはなかった。

朝になってもRの熱は下がっておらず、学校は当然お休み。

「Rねえ、夜の12時に起きたんだよ。すごいでしょ。で、ポカリ飲んだの」

タクに夜中起きたことを何故か自慢気に語り、

「1時だ!」

「1時よ」

僕と嫁両方にツッコミを喰らっていた。で、僕はさすがに会社を休めないのでRは嫁が医者に連れて行く。熱はそんな高いわけではないが、インフルエンザの可能性もないわけではない…。Rの隣のクラスは学級閉鎖になったというし…

。以前の日記で、息子・タク(6才)がA型にかかったのでもしRがB型になったらABブラザーズだなあ、などとアホなことを書いていたら本当にその可能性が出て来てしまった。バカバカ、僕の日記の不謹慎。

不謹慎なのは下半身だけにしたいところである。

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02月22日(水)
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