ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ときめいてる女の子。気にしないふりキモオヤジ。
バレンタインデーにて、娘・R(8才)から手作りとはいえチョコ一粒しかもらえなかったのでわりとへこんだ、という日記を前回書いたが、翌日
「パパ、これあげる」
改めてチョコをもらったー!透明な包みの中には僕の三大好きなチョコ、すなわちガーナチョコとアポロチョコとチロルチョコミルクが入っており、そして

こんなメッセージも付いていて。ああ、やっぱり我が娘はよい子だ…。おいしかった?とか聞かれてももったいなくて食べらんねえ…。
「ありがとう。ありがとう…」
Rとチョコを頬擦りしながら抱き締めて。おそらく嫁の差し金だと思うので嫁にも一応礼を言っといた方がいいのだろうか…。ところでこのメッセージにある
「このセリフみたいなのは、なんて書いてあるんだい?」
マンガのフキダシのような囲いの中に細かい字が書いてあるので聞いてみたら
「ほかの男の子だと(チョコをあげるのは)恥ずかしいけど、パパにあげるのは恥ずかしくないんだよ」
「ふーん」
「パパが一番好きってことだよ!」
「Rちゃーん!」
なんかもう可愛すぎて死にそう。恥ずかしくない相手が一番好き…ということは、まだRはドキドキな恋心を知らないと言うことなのだろうか。好きというのも純粋な親愛の意味で。実際女の子にしかチョコあげてないしな!
しかし喜んでいるのも今のうち。お馬鹿な男子と違って女子の成長は早い。あと何年か、いや、下手すりゃ来年のバレンタインにはモジモジしつつもお目当ての男の子用にチョコを一生懸命作ることになってるかもしれないのだ。
限りある蜜月期間をしっかり楽しむことにしよう…とか考えるとますます食べられなくなってしまい、にやけつつも眺めていると
「パパ、食べないの?」
物欲しそうに見詰める息子・タク(6才)の姿が。
「そりゃーおやつの時間じゃないし、今は食べないよ」
「いつ食べるの!」
どうやらタクは僕のチョコを狙っているようだ。
「R、タクにはチョコあげてないの?」
「あげてないよ」
なんと。僕だけもらったというプレミア感を喜ぶべきか、いやそこは弟にもあげとけよ、とRと嫁に言っておくべきなのか迷ったが、手作りチョコをRと一緒に作って食べてたし、それで充分という考えなのだろう。だからと言って僕が全部食ってやるぜ!というのも大人として親としてちょっとアレな気がするので
「食べるときには分けてあげるからさ」
とタクに言うと
「いつ食べるの!」
結構しつこく食い下がってくる。
「じゃあパパがお休みの日のおやつの時間で」
「えーもっと早く食べたい〜」
「ダメ。今度の土曜日の午後3時キッカリに食べなければいけない」
我が家というか嫁は、間食についてはおやつの時間以外に食べさせることはあまりない。そしておやつと言えどもチョコレートは虫歯になりやすいということで未だに食べさせることは稀だ。だからキッチリとしなければいけない。
それに昔から言うではないか。
チョッコレート。チョッコレート。チョコレートは、定時!
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02月17日(金)
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