ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■鼻血ブー伝説。
子供達とお風呂に入っていたら

「あっ、はなぢ!」

娘・R(8才)が息子・タク(6才)を指差して叫ぶので見てみたら、タクの鼻から赤いタテ線がつーっと。

きゃりーぱみゅぱみゅ
きゃりーぱみゅぱみゅ状態である。

「タク!鼻ほじったのか?」

「うん」

どうやら鼻の中をひっかいてしまったようで、でもそれほど勢いがなく、

「すぐ止まるっぽいね?」

と手ぬぐいで鼻の下を拭いてやり、またしばらく何事もなく湯船に浸かっていたら

「うわー」

力の抜けたようなタクの声と共に、鼻血が再び、今度はすごい勢いでダラダラと。

「うわわわわわ!下向け、下!」

とりあえず湯船が血で染まらないように顔だけ湯船の外を向いてもらう。血を拭いながら、血が喉を伝って口にも入っているようで、コップに水を汲んで

「ほれ、ぶくぶくしろ」

などとやっている間、

「はい、これで顔をふきな?」

Rも何かとお世話をしてくれるのだが

「ばんそーこ貼る?」

とか、とんでもないこともしようとするので注意が必要だった。

「Rちゃん。あとはパパがやるから君は湯船から出て体を洗いなさい」

と言うと

「でも床に血が〜」

風呂場の床が血に染まっていたのでイヤだったらしい。

「お前も同じ血が流れてるんだっ」

「わかってるけど、でも〜」

そんなことをグダグダやっているうちに、あっさり鼻血は止まった。唐突に鼻血が出始めたのと同様に、止まるのも急だった。

やれやれ、ということでお風呂を出た後はゴハン。今日はおでんで

「パパこれあげる〜」

タクは大好きなタマゴを僕に譲ってくれた。

出血大サービスはもういいんだけど…。

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01月23日(月)
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