ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■髪を切ったあなたに。
髪が伸びたのでカリスマ美容院(別名1000円床屋)に切りにもらいに行こうとしたら
「Rも連れてってあげてよ」
娘・R(8才)の髪も伸びたので一緒に連れて行って欲しいと嫁が言う。言われてみればRの髪は肩のだいぶ下まで長くなっていた。
「R、床屋さん行きたい?」
「いきたい!」
「どれくらい切りたい?」
「えーと…」
どうやら頭の中がお花畑に切り替わったらしく、1分ほど経ってもエヘエヘ笑ってばかりで答えが返ってこなかったため、
「後ろで結べるギリギリぐらいにして」
と嫁が代わりに答えた。んじゃそういうことで行く準備をするべか、ということでこの時、朝9時。Rはゴハンを食べており、床屋は10時に開く。開店1番にやってもらうために
「あと40分ぐらいで行くから早くゴハン食べて準備してくれ」
とRを急かした。何しろRはゴハンを食べるのが遅いのだ。さすがに40分前からケツを引っぱたいてれば大丈夫だろう…と思って僕は隣の部屋でネットとかしていて、その時間になってみたら…Rはまだ食べ終わっていなかった。
「朝からフルコース食ってんじゃねえんだぞー!」
早くしろと言ったのに!とRを叱ったら
「あのね、Rを急がせるなら1回ぐらいじゃダメに決まってるでしょ。しつこく5分おきぐらいに言わないと動かないよ。それぐらい8年も育てて分からないの?おっほっほっほ」
僕が悪い、ということで嫁に笑われた。
「とにかく早くしろ!」
「えへへ」
当のRは僕にかわいこぶりっ子な笑顔を見せて誤魔化そうとしている。うーん。カワイイからいいんだけどさ。
そんなわけで慌ただしく出掛けて散髪したのであった。以前来た時はちびまる子にされてしまったが、今回は長過ぎず短か過ぎず、カワイイボブヘアーな感じ。散髪が終わってイスを降りたRに
「あらカワイイねー」
思わず高田純次みたいなオバサン口調になってしまったが、そんな感嘆の声と共に思わずダッコしてしまった。娘との散髪はいい!
一方嫁とは散髪どころか今年まだ一発もないのであった。
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01月17日(火)
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