ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■下ネタ風呂。
子供達を風呂に入れる僕である。

「とっとと風呂はいるぞー。さっさとおもちゃ片付けろー」

じゃれ合っている娘・R(8才)と息子・タク(6才)に声をかけると、

「ちょっとまって!これ終わってから!」

なかなか遊びをやめなかったりとか、片づけを始めてもすんごいダラダラだったりとか、「入れ」と言ってから何かと時間がかかるのが常だ。

「はやくしろ!」

と叱りつつも一体いつまでこうして子供達と一緒に入れるのだろう…といつもしみじみしてしまうため、叱り方も緩やかになってしまい、ますますナメられているようだ。今日も僕の言いつけを思いっきり無視して

「ららららららー♪ららららららー♪」

と歌っている。ああ、アレだ。AKB?…と考えていたら

「カラだよ!知ってる?」

Rが得意気に教えてくれたが

「ああー、紅白で見た」

お尻をクネクネする韓国人アイドルだということを思い出した。更に

「ミスターって曲なんだよ!知ってる?ミスター!」

曲名まで教えてくれたがさすがにそこまでは知らなかった。僕らの世代、ミスターといえばミスターちんなんだよ!Rはその後もららららららー、と歌いながらようやく服を脱ぎ始めたかと思ったら、おパンツをずり下げてお尻をぷりりんと出し、

「ららららららー♪」

お尻で「の」の字を書くような踊りを踊るではないか。パパ、そんな破廉恥な女の子に育てた覚えはない!

「なんだそれはー!」

「韓国の人はみんなこうやって踊るんだよー」

「うそつけ!」

どこのコリアンパブだっつうの。適当なこと言ってると国際問題になるぞ。おまけにタクも面白がってマネしてお尻出してるし。

ふたつ並んでふりふり揺れるお尻がふたつ。親として情けないような、これぐらいおバカだとまだまだ僕と一緒にお風呂に入ってくれるだろうという安心感もあるような、複雑な気分である。

文字通りケツを引っぱたいてお風呂に入れるも、タクがおもちゃのジョウロに湯船のお湯を入れ、まるで植木鉢に水を遣るようにひたすら自分の股間に水を当てていた。

「なにやってんの?」

「ちんこが育ちますように」

「あほなことすんな!」

その形状がまさにアサガオのつぼみのようなので、夏休みにRがアサガオを育てて観察日記を書いていたので、それを真似しているに違いない。まあ僕も金冷法という、似たようなことをやったことがあるので、育って欲しいという気持ちは変わりないのだが…。

10年後、本物のアサガオと違って、マツタケに成長することを祈るばかりである。、

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01月12日(木)
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