ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■栃木に帰って来たヨッパライ。
年末なので栃木の実家に帰っている。
毎年恒例の、地元の友達と集まって忘年会。来る度に寂れているような気がする小山駅前であったが、飲み屋の中には僕らを含め、たくさんの人が酔っ払っていた。
バイトの店員さんたちも超忙しそうに働いていており、みんな見たところ非常に若い。
「もしかして高校生が多いんじゃないのか?」
わりとどうでもいいことなのだが酔っ払っていたので、一番美少年っぽい男の子バイトを捕まえて
「もしかして高校生?」
と聞いてみたら
「はい」
「おおー!いいねえ。フレッシュだねえ」
完全にオヤジな僕。
「このへんの高校?」
「作新の2年生です」
「作新か!いやー。夏の甲子園はすごかったねー(栃木県勢にしては珍しくベスト4まで勝ち上がった)。おっさん感動しちゃったよー。応援しに行った?」
「いえ、テニス部なんで試合があったんで…」
うーん。美少年でテニス部か。もう童貞じゃないなきっと。そしてもうひとり、カワイイ女の子バイトがいたのでこいつらもしかしたらデキてるなと思い、
「キミも高校生かい?」
と聞いたら
「大学生ですっ」
「あ、ゴメン。白鴎?」
「はいっ」
「何学部?」
なんかナンパモードになってきてしまったのでこのへんで止める。
いい感じで酔っ払って帰って来て、子供達の寝顔を見てみたら、そういえば最近学校の話ってしてないなあ…と思い、翌日、娘・R(8才)に
「Rちゃんは何の勉強が得意だい?」
とってつけたような話題を振ってみたら
「図工!」
「そうか絵上手だもんね。将来は画家さんかな?」
Rの絵が選ばれて作品展に出されてこともあったっけ…そんなことを忘れちゃいかんな、とちらりと反省もしたら
「ま・ま・ま・まー」
とRが歌う。
「え、何それ?」
「レディー画家」
ちっ。Rにオチを持ってかれてしまったよ。
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12月31日(土)
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