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エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■走る走る、オレだけ
昨日の日記ではウォーキングを始めるためにシューズを買った、ということを書いたが、実はこれ、11月始めの頃の話であった。
シューズを買ってから早速ウォーキングを始めてみたんである。だいたい5キロぐらいの距離を目安にしてコースを考えるのも楽しかった。
結果、いくつかのコースを作って歩き始めてみた。飽きないためには退屈しないコースを歩くに限る。僕はごみごみした商店街を歩くのが好きなので、出来るだけ場末のダラダラと続く商店街沿いを歩き、「トキワ荘跡地」(藤子不二雄他、若き日の著名マンガ家が過ごしたマンガの聖地)や「宇井医院」(ういいーん)等、これまた僕好みのスポットを折り返し地点とした。
ところがものの5日目で足首が痛くなってしまい、休息を余儀なくされた。体弱すぎ。実質上のウォーキングがたった5日間なのに、痛くなった足首が治るまで休んでいた期間が3週間という本末転倒な安静期間を経て、ようやく運動再開できる状態となった頃には、
「もう、歩きじゃなくて走っていいだろう」
ブランクを取り返そうと焦りがあったのだろう、僕はそう考えてしまって復帰後、ウォーキングではなくランニングに切り替えてしまった。結果、往復で6キロの距離を走り始めて1週間目、ランニング途中に
「ぐわあああ!」
急に左膝に痛みを感じ、それ以上走れない状態に。次の日は歩くのもままならず、足を引き摺ってそーっと歩かないと激痛が走る有様。医者に診てもらったら
「鵞足炎ですね」
と診断された。膝を動かす筋肉が3本あるそうなのだが、それらが膝の骨にくっついているところがちょうどガチョウの足みたいに見えるらしい。急に運動して負担が掛かるとそこが炎症するからそういう名前が付いたらしい。おのれ、僕はアフラックになってしまった。
「まあ、腕に例えると腱鞘炎みたいな感じですかね」
治るためにはとにかく休むことが一番とのことで、またしても僕の運動計画は中断せざると得なくなってしまった。嫁なんかは
「だからウォーキングにしろって言ったでしょー」
ゲラゲラ笑ってザマミロ状態である。娘・R(8才)はさすがに優しいので
「パパだいじょうぶ?」
と心配してくれるが、息子・タク(6才)なんかは
「パパ、どこ痛いの?膝?じゃあ『ぐるぐるぐるぐるグルコサミン(※)』やってみて!」
「できるかっ!」
嫁以上に容赦ないことを言うのであった。
※「グルコサミン」を知らない方はこちら↓
歩くより走りたい。その思いの底には予期せぬ故障の連続で思うように体を動かせない焦りがある。歩くより走った方が苦しいけれど、苦しい程痩せる効果があるんじゃないか…と僕は焦っていた。
しかしもう若くないのだし、少々緩めでも継続できる程度の運動量を続けることがベストなのかなあ…と思うのであった。
ランニングなだけに勇み足だったりして。
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12月22日(木)
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