ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■トイザらスに行くザまス。
そろそろクリスマスプレゼントを買ってやらなければいかんなあ…、ということで、トイザらスの広告を見せながら

「君達、サンタさんにお願いするのはどれかな?」

娘・R(8才)と息子・タク(6才)に確認を取ったら

「Rはこれ!」

「たっくんはこれ!」

それぞれ欲しいものをボールペンでグリグリ囲んだ。Rはジュエルペットのおもちゃでタクはポケモンカードのセット。これで何が欲しいか分かった。その後友人に用があったので電話をしようとしたら

「ねえ!サンタさんにお願いの電話するの?するの?」

「違う!ただの電話!」

「Rが欲しいのはシルバーの色のヤツだからね!赤じゃないよ!」

「違うってのに!」

携帯をひったくらんばかりの大騒ぎになってしまった。

翌日、嫁がふたりを買い物とかに連れ出している隙にトイザらスに買いに行くことにした。時間をずらして僕も家を出る。しかし駅前で見慣れた3人の後ろ姿が!あぶねええ。

トイザらスに着くとそこはもう年末のアメ横並みにごった返していて、子供達もいたけれど、中には僕のようにまだサンタを信じている子供達のため、こっそり来ているお父さんお母さんも結構いるんだろうなあ…と思うとなんだか胸が熱くなる。

Rとタクが欲しいと言っていたモノは幸いすぐ見付かった。人だかりが特に多かった仮面ライダーのコーナーでは、変身ベルトは売り切れとの貼り紙がされていて、相変わらずの人気のようである。去年タクが欲しがっていたので朝5時から並んだりして苦労したものだ。

家に帰ってからプレゼントを押し入れの奧に隠し、嫁に「家に帰ったぞ」とメールしといた。そろそろRの年齢ぐらいになるとサンタなんていねー!とか言い出しそうだけれども、あの電話した時の食い付きの激しさからすると、まだ信じているようである。

でももしかしたらこんな仕込みをするのも今年が最後かなー、なんて寂しくもあり。すなわち今年がサンタを信じたラストのクリスマスであり、

ラーストクリスマス、ふふふふふーん(←歌詞わかんない)

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12月19日(月)
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