ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■動物。英語で言うとアニモー。アニモーはAnymore。
なんだかバタバタしていて2日も日記をおサボり申し上げてしまった。

土曜日は近所の武蔵大学の学祭に行っていた。去年も行っていたのだが、移動動物園が来ていて、いろんな動物をさわれたり抱っこできたりして娘・R(8才)も息子・タク(6才)も大喜びだったのである。

去年の日記は→ここをクリック

今年も動物が来ているということで、ふたりとも行きたがるだろうなあ…と思い

「行きたい?」

と聞いてみたら

「いきたい!」

Rは予想通り食らいついて来たが、タクは

「えー。べつにいきたくないー。児童館のほうがいいー」

意外と醒めていた。去年動物のウンコが手についてことがトラウマになっているのであろうか。しかしRがあまりにも行きたがるので児童館はその後に行こう、とタクを説得して開始時間に合わせて大学に向かった。

着いてみると既に入場待ちの長い行列が出来ていた。僕らのような親子連れがわんさか。そして、すわ、女子大生もたくさんいるではないか。そうだよなあ。せっかく大学に来たんだから、おっさんとしてはウンコ臭い動物よりもしょんべん臭い小娘(フレッシュ〔死語〕なギャルとほぼ同義語の褒め言葉である)を見ていた方がいい。

「いや〜っ、アルパカ〜。かわいい〜」

去年はいなかった目玉動物、アルパカにスマホやケータイを向ける女子大生達もたくさん並んでいた。アルパカ大人気。女子大生と合コンをしたいと思ったら下手に中途半端なイケメンを揃えるよりもアルパカを連れて来た方が食い付きがよさそうである。

Rもタクもこの見慣れない動物には驚いて

「パパ、アルパカってなんの仲間?」

と急に質問をふられ、

「え?えーと、ヒツジ?」

なんか超適当に答えてしまった。絶対間違ってると思う。

ただ、始めはワクワクしていたのだが、去年と比べるとアルパカ以外の動物の少なさや、時間制限の縛りなどがあり、だいぶ自由度が制限されショボいことが分かってきてしまった。

去年は待たされることなく好きなだけいることができたのに、今年は入場制限アリでしかも入ったら10分で交代。

去年は子牛や羊がその辺をのそのそ歩いていて触ることが出来たのに今年はいない。アルパカとヤギはいるけれども、柵で覆われた中にいて隔離されてしまっている。

などなど、無料なので贅沢は言えないのだが、あまり乗り気じゃなかったタクはともかく、Rは特にウサギやハムスターを抱っこすることを楽しみにしていて、実際出来たのだけれども、すぐ交代するように言われてしまい、

「去年はいっぱいできたのに…」

しょんぼりとした悲しそうな顔になってしまった。

R
この時は超嬉しそうだったのに。

「今年は人がいっぱいいるから仕方ないさ。それと去年はたくさん人間の相手をして動物さん達が疲れちゃったから今年はこうしているのかもよ」

などと慰めて、もう終わりにすることにした。また並ぶにしてもすごい待つだろうし…。

タク
アルパカとタク。

動物園のコーナーを離れ、食べ物の屋台が並ぶ構内を歩いていると

「おなかすいたよう」

とタク。動物園が期待はずれだったので、なんか食べたいモノを買ってやろうか、と考えていると

「チュリトスはいかが〜」

とか

「チョコバナナおいしいですよ〜」

と美人女子大生の売り子達が、屋台から声を掛けて巧みに子供達を誘惑してくる。

「えーどうしよっかなー」

何故か僕がひっかかり、どれか買う気になっていると

「チュリトスがいい!」

Rとタクは珍しく意見が合い、チュリトスに決定。「どの味にしますか〜」なんて言われて決めている時に

「去年も買ったんだよ〜」


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11月08日(火)
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