ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■青山、すなわちブルマン。
嫁が仕事に行っているとある土曜日、僕は娘・R(8才)と息子・タク(6才)を青山にあるこどもの城に連れて行った。

Rとタク
その前に渋谷で腹ごしらえ。どうしても「蒙古タンメン中本」の北極ラーメンという、唐辛子で真っ赤になったラーメンを食べたかった。当然口の中が痛いんだか辛いんだか分からないぐらい辛いし、次の日アナルがホットスポットになりひどい目に遭うのだが、じばらくするとまた食べたくなってしまう。香辛料って後を引くんだよなあ…。

もちろんRとタクは全然辛くない普通のタンメン。タンメンなので野菜がたっぷり入っており、ふたりの小皿に取り分けてやろうとしたら

「パパ、野菜入れないで」

野菜嫌いなタクは初っ端から野菜を拒否。そのぶんRが

「Rは野菜大好きだもん。いっぱい入れてね」

ちょっと得意気にお姉さん風を吹かせ野菜をガツガツと食べる。そんな攻防戦を繰り広げつつ腹一杯になって店を出た後、宮益坂を登って10分弱歩くと「こどもの城」に辿り着く。

ここは児童館のような所なのだが有料なだけあって児童館よりもっといろんなもので遊ぶことが出来る。室内のアスレチックであったり、スタッフから紙工作を教えて貰ったり、音楽のコーナーで楽器を演奏させてもらったり。

タク
ウォールペインティングなんてのもあった。すぐさま壁に字を書きたがるタクは田舎の暴走族とそう変わらない。ちなみに

「なんて書いたの?」

と聞いたら

「"おりゃー"ってなに?っていう意味で書いた」

何?って言われてもこっちが聞きたい。

Rもタクも力の限り遊んだので疲れたらしく、最後はビデオ鑑賞でまったりと過ごした。ネットカフェみたいにDVDを借りることが出来、個別のブースで見れるんである。

しかしRとタクはどのDVDを借りるかで大揉めに揉め、結局どちらも譲らずひとりずつそれぞれ個室を借りて別れて見るという、超仲の悪い姉弟になってしまった。ポケモンの映画、というところまでは同じなのだが、シェイミーを見たいかミュウツーを見たいかで大喧嘩であった。

大まかなところでは好みは一緒なのに、細かいところで仲違いという。まあ気持ちは分かるが。ロリ系のAVが好みであることには間違いはないのだが、制服系にするか部活コス系にするかで大いに悩むことは僕が申すまでもなく日常的によくあることである。今日、僕はスクール水着で行こう、と思ったがもちろんこどもの城にエロDVDなんぞなかった。大人の城(つーかラブホ)ならあるんだろうけどな!

DVDも見終わり、夕方になったので帰ることにした。帰りの電車の中で

「何が面白かった?」

と聞いてみたらふたりとも

「音楽の部屋!」

という答えで意外であった。音楽の部屋でピアノを弾いたり木琴を叩いたり。特にコンガや太鼓などの打楽器を叩きまくったのが楽しかったようである。夏祭りの太鼓叩くの大好きだもんなあ…。サンバカーニバルとか喜んでやるかもしれない。

家に着いた時にはもう5時半ごろになってしまっており、考えていたより1時間ほど遅くなってしまったことを悔やんだ。というのも、Rは宿題の日記を書かなければならないのである。

そもそもこどもの城に行ったのもRが日記を書くネタがないと言うから連れて行ったようなものであり、日記ネタのために行動するなんて、親と子、同じことやってるなあ。

「さあR、とっとと書けー。書くネタは充分出来ただろう?」

こどもの城の後は宿題を城、なんである。

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10月28日(金)
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