ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■山車と菓子でいとをかし。
村の鎮守の神様の、今日はめでたいお祭り日。
近所でお祭りがあるので娘・R(8才)と息子・タク(5才)を連れて行って見た。子供達が引っ張っていく山車が町内を練り歩くんである。
わっしょいわっしょいと綱を引っ張る山車の曳き回し。一緒に引っ張っている子供達は幼稚園児ぐらいのちびっこが中心であった。Rが参加し始めてから3、4年目ぐらいかもしれないが、やり始めの頃は綱から振り落とされちゃうんじゃないかってぐらい小さかったけれども、今ではだいぶ年長者の部類になり、頭ひとつぶんぐらいでかくなっている。こうしてみると成長したなあ。
なんで子供達が熱心に山車を引っ張るかというと、曳き回しの途中途中で休憩ポイントがあり、そこでお菓子がもらえるんである。出発する前に大きな肩掛け袋を渡されるぐらいなので、1週間ぶんぐらいのオヤツは余裕でもらえるのでありがたい。
休憩ポイントのひとつには町内会長宅もあり、会長様のスーパー豪邸のハイパー広い庭にお邪魔し、ガリガリ君とポテチの施しを受けた。
「大人の人もアイスどうぞー」
とのことだったので僕もありがたくいただき、
「このアイスが冷たくてうまいことはよくわかる!」
アンクのモノマネをしながら食べていたら隣にいた少年にニヤニヤされてしまった。
「それではいただいた会長さんに『ありがとうございました』と言いましょー」
お祭り進行役のおじさんのアナウンスがあると、
「かいちょーって何?飛ぶの?」
タクは会長と怪鳥の区別が付いていなかった。
こうしてお菓子を貰いながら山車を引き、1時間ほどでゴール。終了してからまたたくさんのお菓子とオモチャを貰ってRとタクは大喜び。オモチャはでっかいシャボン玉を作れるもので、
「これ、遊びたい!」
とRが目の色を変えていたので公園に場所を移して遊ばせた。山車引きが終わっても元気なようである。例年暑すぎてバテてしまうのだが、今年は台風のせいでそれほどでもなかった。雨もなく中止にもならずラッキーであった。
今日のお祭りと味噌汁はよく似ている。
どちらもダシが不可欠!
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09月04日(日)
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