ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■モテ息子。
日記の順序が前後してしまうが、一昨日の朝、幼稚園のお泊まり保育を終えた息子・タク(5才)を迎えに行った。
娘・R(7才)とお手々繋いで幼稚園に歩いて行くと、僕らの他にも迎えに来た親でごった返していた。
「こっちだよー」
Rもここの卒園生なので勝手知ったる幼稚園内を走ってタクがいる教室まで走って行く。タクは教室内で帰りの準備をしながらニヤニヤしていた。僕とRが外から手を振っているのに気付くと
「パパとRちゃーん」
勢いよく飛び出してきた。担任の先生と
「さよーなら、ぎゅ」
とダッコしてもらいお別れの挨拶。
「泣いたりしませんでしたか?」
と聞いてみたら
「いえー全然元気で。みんなと一緒で盛り上がってたので寝たのが10時頃になっちゃいましたね」
と昨夜の様子を教えてくれた。しかしそんなことよりも、先生方も泊まり明けなのだろう、みんなすっぴんなのになんでこの人だけ化粧バッチリなんだろう、ということが気になって仕方がなかった。
「あ、○○せんせいー」
「きゃー、Rちゃーん」
Rの年中の時の担任だった○○先生なんて、油でテッカテカなのに。
先生と別れ、幼稚園を後にする僕ら。
「あ、さよーならー」
何人かタクの同級生とその親と擦れ違ったので挨拶をする。そのうちとある女の子とそのママさんもニッコリ笑いながら「さようなら」と僕らに声をかけて自転車で去って行った。
「あっあの子、たっくんのことが好きなんだよ」
とR情報。
「えー、そうなの!」
僕ビックリ。
「うん。僕のこと好きみたいなんだけどね」
困っちゃうんだよね、みたいな顔をするタク。なにそのモテ男みたいないっちょまえな態度。パパはモテモテ遺伝子なんて持ち合わせてないから、お前をそんな風に仕込んだ覚えはありません。
「タクはあの子のこと好きじゃないのか?」
「えー。キライじゃないけど」
ふっと笑うタク。うわー。その余裕っぷりがますますニクい。
「じゃあ君が一番好きな女の子は誰だい?」
「うーん。みんなカワイイから誰が一番なんて分からないよ」
なにそのジャニーズ系アイドル的模範解答。一体誰に教わったんだろう。僕も一度でいいからそんな涼しげなツラで言ってみたかったなあ。
でも家に帰って1日ぶりに嫁に再会すると
「ママー!」
と飛び込んで行ったのでまだまだママが一番好きなのだろう。
一方で、Rが一番好きな男の子は…なんて怖くて聞けないのであった。
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07月31日(日)
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