ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■風雲こども城。
青山の「こどもの城」という児童館のでかいバージョンみたいなところに行ってきた。
嫁は買い物などがあるため行かず、僕が娘・R(7才)と息子・タク(5才)を連れて行くことになった。青山などというシャレオツな街に行くのは久しぶりなので
「この子達、こんな服でいいのかしら」
とびびる嫁と僕。僕はシャレオツよりパイオツの方がよい。こどもの城に到着すると、Rとタクはまず3Fの室内アスレチックに飛び込んで行き大暴れ。しばらくしてから屋上に連れて行ってみると、そこではドッチボールが行なわれていた。
「やりたい!」
Rとタクはそれを見て目をキラキラ輝かせていたので仲間に入れてもらう。ほとんどが小学校中学年〜高学年の子供達ばかりだったので、ふたりは基本ミソッカス扱いであるが、楽しそうに走り回っていた。
Rとタクの振る舞いを見ているとふたりの性格がよく分かる。タクはとにかくボールを取りたくて仕方がなく飛び回り、逆に開始1分でボールを当てられて外野に退場。暴動が起きるとすぐさま暴徒化しそうなタイプである。
一方のRは、出来る限りボールから遠い位置や大きい子の後ろに逃げる。とにかく逃げる。ボールを取ろうなんて絶対思ってない。婚活パーティーとかでも壁の花になってそうなタイプだ。
最初は手加減してぬるいボールを投げてくれていた他のお兄ちゃんお姉ちゃん達も、Rがあまりにもチョロチョロと逃げ、結局Rが最後のひとりになって残ってしまっていたものだから、業を煮やした男の子に剛速球を当てられて終わりとなった。
「あっ大丈夫?」
男の子から心配の声をかけられても「うん」と言って戻って来たものの、
「がんばったねー」
と僕が頭なでなでしてやったら
「痛かったの…」
シクシクと泣き出してしまった。大きい子ばかりだからしょうがねいよ、などと慰めつつ、違う遊びしようぜ、としたところ
「工作したい…」
工作教室に行きたいの、と蚊の泣くような声で言うのでレッツラゴー。この日行なわれていた工作は、紙で帽子を作ろう、というもの。
色紙をチョキチョキ切ったり、絵を描いたり、好きなように工作する子供達。Rとタクも一生懸命作っていた。そのうちタクは飽きてきて、隣で行なわれていたウォールペインティングの方をやりたくなって、絵の具の入った缶と筆を持ち出し、
「ハッピーバースデー!後藤くん!」
とか訳の分からないことを叫びながら様々な色を壁に塗りたくっていた。

Rがかぶっているのが作った帽子である。某新興宗教のヘッドギアみたいだと思ったがそれは口には出さないでおいた。
僕達は午後からココで遊んでいたのだが、多分朝からいても遊びきれないほど楽しいところである。午後からなんてもったいなかった。
「また来たいよう」
ふたりとも気に入ったようなので何よりである。ていうか昔1回来たことがあるんだが、サッパリ記憶から抜け落ちているようだ。
子供達は「こどもの城」が楽しかったようなのでよいが、「大人の城」というのもないかな〜、と思って検索したら、大宮に「不夜城」というお城があるという。
ソープランドだった。
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06月27日(月)
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