ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■芳賀ゆい
「パパ見て〜」
と、大きく口を開ける娘・R(7才)。下の歯が立て続けに2本も抜けたんである。そして早くも抜けた歯茎の下からもう永久歯が生えてきている。
「すごいな〜。待ってましたと言わんばかりに生えてきてるよ」
「うん。おとなの歯、2本目だよ!」
Rは嬉しそうだ。ずーっと口を開けているので
「分かったからもう閉じなよ」
と言ってもしつこく歯を見せてくし、その様子を見て息子・タク(5才)は
「たっくんも早く歯が抜けないかな〜」
なんてことを言い、羨ましがっていた。そんな可愛いふたりに歯が立たない。なんちて。それにしても成長の証というか、生命の力強さというか、久しぶりに子供の成長の躍動感を味わったような気がする。
まだ歯も生えていないRに小指を噛まれた時は、痛いというよりはくすぐったかった。その感触はつい昨日のことのように覚えているのに、
「こうしてガンガン大人になっていくんだろうなあ…」
大人にならないと困るわけだけれども、いつまでもちっこくて僕にひっついてくる子供でいて欲しくもあり、嬉しくもあり寂しくもあり。改めて成長の早さを思い知らされたわけである。そうそう。ウチの子だけじゃない。Rと仲良しの××ちゃんだってもっと歯が生え替わっているし、
「○○ちゃん(近所の小学校高学年の女の子)も胸が出て来たしなあ…」
ぬっふっふ…と考えていたことがついうっかり口に出てしまったら、
「うわっ。何、子供をそーいう目で見るのやめてくれる?」
嫁がまるで秋元康を見るかのような眼差しを向けるので(コレを読んでる人もそういう顔になってそうだ)
「見るっていうか目に付いちゃうんだもんしょうがないだろ!」
慌てて言い訳をしても時既に康。じゃなかった遅し。はいはいどーせロリですよ。ロリは変態ではない。ロリなのは男としてしょうがない。それを我慢するのが常識人であり、犯罪を起こすのが変態なのだ。そこを履き違えてはいけない。
しかし嫁にはそんな僕の主張は寝言以下にしか聞こえてないようであり、Rと共に開いた口が塞がらなくなってしまいましたとさ。
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06月24日(金)
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