ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■帰りたいのに帰れない。
仕事を早く終えることが出来たので、とっとと家に帰ることにする。

まだ子供達は起きているだろうから、まだ会えるなあ〜などと楽しみにしていたら、大江戸線に乗り換えるところで

「ただいま人身事故が発生し、運転を見合わせており…」

なんと、こういう時に限って…。後で分かったことなのだが、どうやら自殺らしい。大江戸で、自殺…。死して屍、拾ってる最中…。

仕方がないので振替輸送にて若干遠回りして家に帰って来ると、辛うじて娘・R(7才)と息子・タク(5才)は起きていた。

「パパー!いっしょにねよー!」

ふたりとももう布団の中に入って寝る寸前だったので、僕も着替えてコンタクトレンズを外して…と思ったら保存液がない。

「…あれ、僕の保存液どこかにやった?」

と嫁に聞いてみると

「捨てた。使用期限がとっくに過ぎてたでしょ」

えええええ!そりゃあ昨日嫁がそう言ってチェックしてたのは聞いてたけど

「捨てるのはいいけど、新しいのはないのか?」

「あなた買って来なかったの?」

「捨てるって分かってたら買ってたよ!勝手に捨てるなよ!」

という嫁にしては珍しいトンチンカンなプレイ。このままではコンタクトレンズがガビガビになってしまう…というわけで

「突然だけど、パパ買い物に行ってくるからね」

起きてられるかなあ…と思いながら子供達に声をかけ、閉店直前のドラッグストアに駆け込んだのであった。

帰って来た時には案の定ガーガー寝てしまっていた。ああ、子供達とじゃれ合いたいだけだったのに、どうしてこうも邪魔物があるのだろうか。

ついでに使用期限が切れてるゴム製のアレも捨てといてくれ。買ってくるから。

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06月23日(木)
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