ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■パンはパンでも食べられるパンを。
娘・R(7才)と、公民館で行なわれるパン作り体験教室に行く。
嫁が父の日のために、親子で体験できるイベントとして申し込んでくれたんだと。よい嫁である。残念ながら小学生とその親が対象なので、息子・タク(5才)は応募出来なかったのだそうだ。なので僕らがやっている間、嫁とタクはとしまえんに行ってしまった。
ろくに料理も出来ない僕がパンなど作れるのだろうか。新しい顔だよーとか出来るのだろうか。アンパンマン号、発進、とか出来るのだろうか。
「パパどうやるのー?」
とRに聞かれたところで僕も分からなくて、親子でうえーん、みたいなドツボにはまらないだろうか…という不安に怯えながら公民館の調理室に入ったが、中身は手慣れたボランティアさん達がテキパキと教えてくれて全然問題なしであった。ありがたいことである。
最初から強力粉から牛乳、バター、砂糖、塩、イースト、等々パン生地のもとがビニール袋の中に入っていて、僕らはビニールを振ってレンジでチンするだけ。強力粉なんて、使うと攻撃力がUPするドラクエ的なアイテムかと思ってた…。パンの素だったのか…。
生地がほどよくこねられたので好きな形にする。
「Rは何にするんだい?」

「うさぎさん」
Rはうさぎの耳と顔を一生懸命作っていた。ちなみにこの写真を後で嫁に見せたところ
「エプロンが大きいから調整してって言ったでしょ!全く何も聞いちゃいないんだから。チッ!」
舌打ち混じりに激怒された。

できあがり図。好きな形にしたチョコパンとハムロール。僕が作ったのは左の皿。ニワトリにしたつもりが、たまごっちにいそうなツラになってしまった。Rの方はよくできている。
出来上がったところでみんなで食べて、
「おいしーねー」
ほのぼのとした中でパン作り教室終了。これなら僕も作れる気がする、と生まれて初めてクッキングに積極的な姿勢が芽生えた。そして終わってから嫁に
「オーブンの発酵モードでやるんだって!」
と伝えたら
「うちのそんな機能ないよ」
「えー」
もうやる気がなくなってしまった。
「その代わりにボウルを使って…」
と嫁の講義がおっぱじまったが、なんかめんどいので嫁の言うことも右から左になってしまった。もうRに発酵までのプロセスを任せることにする。
発酵の美少女。なんちて。
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06月21日(火)
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