ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■サンカンサンカン土曜参観。
娘・R(7才)の学校で土曜参観があった。
嫁が仕事なので息子・タク(5才)も一緒に連れて行く。
「静かにしてろよ。学級文庫の本とか読んでな」
と釘を刺しつつRの教室に入る。Rと目が合うと、まるで初デートの乙女のような初々しい照れ顔を見せる。パパ、もうこの表情だけでお腹一杯である。タクもRのクラスの中ではわりと顔が割れており、
「あっ。たっくんだ!」
「学級文庫読んでな!」
「○○がオススメだ!」
「がっきゅううんこ!」
などと声が掛かる。
授業が始まるにあたり、ちょうどRは日直なので
「よい姿勢になってください」
「××くん」←姿勢の悪い子を注意。
「これから、算数の授業を始めます。よろしくお願いします」
という掛け声を掛けていた。あとでコッソリ
「もうちっと大きい声の方がいいんじゃないか」
と言ってみると
「いいの!」
とキレ気味に言われてしまった。そんなわけで1時間目は算数。Rが苦手な科目である。案の定、問題を出され、シンキングタイムの度に先生が見回るわけだが、その都度必ずRのところで立ち止まり、何やらヒソヒソ教えられているのである。あああ、やっぱりRって分かってないんだなあ…と不安になる。
しかし先生に当てられて答えた時には正解していた。これ以降Rは回答する度に僕に向かってニヤーとドヤ顔をすることになる。
次の時間は国語。
「〜みたいな」もしくは「〜のような」というフレーズを使って「例え」の文章を作りましょう、という問題が出され、僕はすぐさま
「おっぱい見たいな!」
と閃いたが0点であろう。
「君は分かるかい?」
大人しく本を読んでいたタクに聞いてみると
「わかるわけないじゃん」
マツコ・デラックスが思いっきり呆れて罵倒するような顔付きで言われたので、そこまで断言しなくてもいいのに、みたいな。
授業の風景を見ることも勿論楽しいが、教室に貼られた子供達の作文や絵なども興味深いものである。Rが作ったクロスワードパズルなんてのもあった。習った漢字は出来るだけ使うように指導されているようで、名前も
「ふじ本」
や
「山ざき」
といった割烹の店名みたいな書き方になっている子もいたが、
「五十らし」
という名前の子は一瞬なんだか分からないのが面白かった。
さて、小学校の授業は1コマ45分。大人しく学級文庫を読んでなさいとは言ったものの、タクにとっては退屈な時間である。
「ねえパパー。飽きて来ちゃった…」
面白そうな本は全部読んでしまい、遂にタクが飽きた。さて、どうしたもんか…。
なんとこの日記は続きます。
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06月19日(日)
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