ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■3 A.M. Eternal
仕事が終わらず、タクシーで家に着いたときは夜中3時であった。

1日中テンパってて食欲がなく何も食べていなかったが、まだ頭の中がささくれ立っていて何も食べる気がしない。

でも朝になったらまたすぐ家を出なければならないので早く寝ようとしても、まだテンパッった余韻で頭の中が空回りしていてなかなか眠れない。ようやくうとうとしたのは4時半ぐらいだっただろうか。もう既に薄明るいし。

ようやく寝付いても浅い眠りだったようで、何かというと目が覚めていた。最終的に起きたのは子供達も起きて来た7時ちょい前。

「おはよ。あなた何時に帰って来たの」

と嫁。

「3時!」

「2時までは起きてたんだけどなあ」

私も起きてたのよアピール。しかし僕も起きたはいいけど猛烈に眠かった。昨日の疲れも全然取れてないんだもん…まさに

「つれー。実質1時間しか寝てないからつれーわー」

と呻きながら歯を磨いていたら

「私だって2時に寝て5時に起きたから3時間しか寝てないし!」

やたらと僕と張り合おうとする嫁。君はアレか。修学旅行で寝てない自慢をする中学生か。

ともかく文字通り夜討ち朝駆けでもう会社に行かなければならぬ。

「じゃあ行ってくるからね」

と娘・R(7才)と息子・タク(5才)に言うと

「ああん、まってー。あくしゅ」

Rが僕の両手をぎゅっと握る。そして

「せっせっせーのよいよいよい。おーてーらーのーおーしょーさんが…」

あのー。出来るだけ手短にしてもらえませんか…。Rの慌ただしい時間帯だろうとRはいつでものんびりしている。

「じゃ、ばいばい!」

結局Rの「せっせっせ」を最後までやらされ、ようやく開放。嫁にも

「いってきます」

挨拶代わりにお尻をひとなでしたら、まあ、なんということでしょう。たったおけつひとなでで僕、ムラムラ来てしまった。股間が速攻反応してエレクチオン。

なんだ、僕もまだ元気があるではないか…と一瞬思ったがそれは違う。むしろ逆で、これはバテマラなのだ。身の危険を感じた時、男はせめて遺伝子を残そうとする本能が働くという。すなわちムラムラにしてエレクチオンになるのである。これがバテマラ。

ただ流石の僕も昨日今日と結構山場だから今夜は例えOKと言われても体力が持たないであろう。無念である。

せっくすせっくすせーっくすは、よいよいよい。

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05月18日(水)
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