ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■春は進級でセンキュー。
娘・R(7才)が自分でフスマに頭を挟んでいた。
「あたまをはさんでもらうと、あたまがよくなるんだよ」
そりゃ獅子舞だ。
そんなRも小学2年生になってしまった。ついこないだ入学したと思ったのに…。感覚的には半年前はまだ幼稚園にいた…みたいな光陰矢の如しである。2年生最初の登校の日の朝、
「もう2年生か。早いもんだね」
しみじみRに声をかけるながら
「ということはタクも…」
息子・タク(5才)の顔を覗き込むと
「そうだよ。たっくんは年長だよ!」
やっぱり早いなあ…。入りたての頃は泣きながら幼稚園の門をくぐって行ったタクがもう最上級生。
「ちょうちょ、ちょうちょ、僕のちんちんにとーまーれー」
と歌っているタクが最上級生。大丈夫か…。とか考え込んでるヒマがないほど朝は忙しい。
「パパ、いっしょに行って来ますしよ」
Rに急かされて一緒に
「いってきまーす」
と家を出る。1年生のシンボルだったランドセルの黄色いカバーが取れ、赤いランドセルなのがまだ違和感がある。Rは家の前で近所の子が出て来るのを待つ。これまでは僕も一緒に待っていたのだが、電車の間引き運転の影響でもっと早い電車に乗らなければならなくなり、
「じゃ、がんばれよ〜バイバイ」
ひとりでぽつんと待つRを置いて行くのは後ろ髪引かれたが、ちょうどRの同級生が家から出て来たので出掛けることにした。
子供達はガンガン成長し、世の中もどんどん変わっていく。しかし僕だけは何も変わらず、ただ目先の忙しさに忙殺されるばかりで、周りの成長・変化から取り残されているような焦りも感じるのである。
子供達は進級。
僕バタンキュー。みたいな。
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04月09日(土)
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