ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
[5183214hit]
■ラブレターフロム娘。
思い出したように手紙魔になる娘・R(7才)。
夜、仕事から帰って来ると机の上にお手紙が。折り紙を可愛くたたんで、シールで飾り付け「パパへ」と書いてある。
『パパへ
いつもあそんでくれてありがとう。
これからもしごとをがんばってね♥
Rはパパのことがだ〜いすき♥
パパはRのことだ〜いすき?
Rより』
なんて直球なラブレターなのだろう。ご丁寧なことに、手紙の下の方に
「Rちゃんへ」
と枠が囲ってあり、ここが返信欄ということなのだろう。
「とってもとってもとってもとってもとってもとってもだいすきよ」
と書いておいた。マジで涙する5秒前なんだもん。娘からのストレートな愛情表現に心を揺さぶられない父親はいない。もしかして、これってちょっと前にRが
「Rちゃん、好きな男の子誰にするか決めた!」
と言い放った時、僕があまりにもショックをうけたさまを見てフォローしてくれたつもりなんだろうか…。と思ったら嫁にもタクにも手紙を送っていた。ちぇ。
翌朝、
「手紙ありがとうね」
とRに返事を書いてやりつつ、タクに送った手紙も読んでみたら
『たっくんへ
いつもけんかしてるけど
Rちゃんはたっくんの
おねえちゃんでよかったとおもうよ』
な、涙が出て来てしまった。飾らない、隠さない、素直なRの言葉。Rはタクのために我慢することが出来る。譲ってやることが出来る。泣いていたらなぐさめてやることが出来る。タクとほとんど背が同じで双子とか言われるけど、立派な姉なんである。
タクは僕への手紙を見て
「どーしてたっくんには『だいすき』って書いてくれないのー!」
とダダをこねていたが
「こらこら、『たっくんのおねえちゃんでよかったとおもうよ』っていい言葉だぞ」
と諭すと、後でタクもRに
「Rちゃんへ。いつもやさしくしてくれてありがとう」
という返事を書いていた。姉弟ってやっぱりイイなあ。
僕もこんなお姉ちゃんが欲しかったよ。
応援の2クリックよろしくです。
←これだけでもいいので押してね。
←こちらもできれば。
はてなアンテナに追加
04月08日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る