ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■胸騒ぎの餅つき
近所の商店街で餅つき大会が行なわれていたので行ってみた。娘・R(7才)と息子・タク(5才)が大好きなので…。
会場では商店街の人達がぺったんぺったん餅をついており、食券を買えばつきたてのお餅が食べられる。Rもタクもものすごい勢いで食べていた。そして嫁は別のものを楽しみにしていた。それは抽選会である。
抽選券が配られて、当たれば商品券が貰えるのだ!そんなわけで抽選券を求める行列はみるみる長くなり、僕らも食ってる場合じゃねえ、ということで並んで券を貰った。当然ひとり1枚限りかと思ったが
「はい、貰った人はもっかい後ろに並んでまた券貰ってね〜」
と案内するおじさん。うわ、結構ゆるゆる。結局11枚も貰ってしまった。で、午後から抽選会。僕や嫁より子供達の方が運がいいような気がするので券をRとタクに5枚ずつ渡し
「ほれ、お前らやって来い」
とやらせた。残り1枚は嫁である。案の定嫁は外れた。Rとタクがものすごいワクワクした顔で三角クジを開いている。
「あ、2等だ!」
なんとタクが2等を当てて、
「やったー。2等だー。いえーい」
オレすげえだろーとはしゃぎまくる。知らないお婆さんが
「あらあら、よかったわねえ。すごいねえ」
とタクに声をかけると
「うん、ありがとう!ひいおばあちゃん!」
誰が君の曾祖母やねん。一方Rは3等を3本も当てた。
「でも2等の方が上だもんねー!」
と自慢するタクに
「3等だけど3本のほうが商品券の枚数が多いのよ!」
Rも負けずに口をとんがらせて反論する。実際タクがもらったの2等は商品券2枚、Rの3等は1枚なのでトータル3枚。確かにRの言う通りだ!
「まあまあ、ふたりともよくやったよ。大人のパパとママはクジ運ないからさ」
あっさり外れた嫁が言うと
「なんで当たらないの?」
と子供達。
「うーん、大人には邪心があるからかなあ」
「じゃしんって?」
「当たれー、とか金券欲しいー、とか、醜い心のことかな」
「たっくんもおもちゃ欲しい、って思ってるよ!」
「それぐらいならかわいいもんさ。はい、じゃあもらった商品券持ってピースしてー」
Rとタクの記念邪心。なんつって。
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02月21日(月)
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