ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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「パパこれ読んでね」

と娘・R(7才)が渡したのはR作成の絵本であった。チラシの裏を何枚も折ったりノリで貼ったりして、一生懸命に本の体裁を整えた努力の跡が見られる。

そして書かれていたのは文とイラスト。タイトルは…

「パパとRのおでかけ」

なんと、僕が出てくるのか。面白いので全文書いてみることにする。

R
『きょうは、いいてんきです。パパとRちゃんはおでかけにいこうといいました。どこにいくのと、Rがゆいました。パパがゆいました。ひみつといいました』

「ゆいました」と「いいました」が混在している。で、行き先を言わない僕。血が繋がっていなかったら単なる誘拐オヤジである。

R
『Rちゃんは、ん。。なんだろうはやくいきたいな。。。そうおもて(思って)いくとパパは、なんにもおしえません。パパはやくおしえて。でもほんとうは、きょうは、Rのたんじょうびなのでした。なのでパパはここでべんちですわっててといいました』

公園のベンチだろうか?いきなり公園にRをひとりで置き去りにする僕。そんな危なっかしいことはしたことない!ありえねー。

『そしてパパはけえキをかいにいきました。そしてパパがもどてきました。Rははっとしました。やときずきました(やっと気付きました)』

ケーキぐらいカタカナで書けええええ。

『そうだきょうたんじょうびだたのね。だからひみつてゆてたのね』

Rの物語はここで終わっている。娘のためにサプライズを用意した親子感動巨編。映画化決定。オヤジ役キムタクで娘役は芦田愛菜ちゃん、みたいな。

この物語から察するに、僕はわりとオチャメな父親に見られているのだろうか。Rが大きくなってもふたりでお出かけすることが続いていればいいなあ…。

「ついてくんな。金だけよこせ

などということにならないように…。

お出かけの願かけ。夜はBUKKAKE。

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02月05日(土)
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