ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ヒーローが疲れた!HERO HERO。なんつって。
←これだけでもいいので押してね。
土曜日の夕方、近所の商店街でナイトバザールというイベントが行なわれていたので行って来た。
娘・R(7才)と息子・タク(5才)は、
「チョコバナナ食べてダーツと輪投げやって、あとヒーローと握手したい!」
ナイトバザールの村祭り的なイベントをとても楽しみにしていた。
商店街に着いて最初にチョコバナナを買う。それからヒーロー握手会に並ぼうとして会場に向かうと、
「間もなくヒーローがやってきまーす」
司会進行していたお姉さんが、チョコバナナにかぶりつきながらほっぺたをチョコでべったべたにしたタクを見て
「うわー。いいなあ。チョコバナナ食べたいなあ。ヒーローの握手会参加してね」
と声をかけていた。言われなくても並ぶんだぜ、と列の最後尾に加わって待っていると、また司会のお姉さんがやって来て、
「ボク、ヒーロー好き?」
マイクを向けてタクにインタビューするではないか。坊主頭かつチョコでほっぺたベッタベタのタクは、このイベントのターゲット層どストライク、と目を付けられたようだ。
「うん。すきー」
とタクが答えると
「そっかー。私もチョコバナナ食べたいな〜」
再びうらやましそうなひとこと。執拗にバナナを欲しがる美人の司会のお姉さん…。僕はとても興奮してしまい、自分の股間にチョコぶっかけようか本気で迷った。

「ヒーロークロスライン」のヒーロー達。マイナーかもしれんが、作者のマンガ家の先生が江古田在住であることが関係しているのか、こういう地域イベントにちょくちょく登場している。江古田民にはわりとお馴染みである。タクなぞはこの日登場したヒーロー5人の名前を全て言い当てていた。

握手してもらって超嬉しそうなタク。
ヒーローとの握手が終わると、Rとタクはダーツや輪投げ、フリースローゲームなどを楽しむ。勿論タダではなく1回100円でなので、ふたりのお年玉からお金を出させた。少しずつお金の価値というのを教えていかなきゃいかん…。

道端では「イナスリム企画」というお笑いグループがストリートライブを行なっており、ネタが面白かったのかRもタクも彼らの前で地蔵のように動かなくなってしまった。僕は僕で
「青いツナギの女の子可愛いなあ…」
とか思いながらじっと魅入ってしまっていたが…。彼等が後ろにある道を塞いでしまっている形になってしまっていたので、ライブ中に先程のヒーロー達が歩いて来て
「ゴメン、ちょっとそこ通るんだ」
とジェスチャーをしながら通り過ぎて行くというハプニングもあり、正直お笑いのネタより
「うおおお!ヒーローだ!」
素で驚いているリアクションの方が面白かった。
ナイトバザールにはRやタクの同級生とその親もチラホラ来ており、子供達はその都度挨拶をしている。僕なんかより全然顔が広い。その中でとてもキレイなお姉さんが
「たっくーん」
と可憐に手を振ってすれ違って行った。
「た、タク。今の人誰?」
超気になって聞いてみたら
「オンナだ!」
まるでオレの女だと言わんばかり。な、生意気な…。さっきの司会のお姉さんといい、立て続けに美人に声をかけられるタクこそがヒーローに思えたことであるよ。
ヒーローとアダルトビデオはよく似ている…。
すなわち、「正義(性器)は勝つ!」なんつって。
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01月25日(火)
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