ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■だじゃれ泥棒
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「パパ、コレ見た?」

息子・タク(5才)が壁に貼り付けられた紙を指差した。

「いや、見てないけど」

娘・R(7才)とタクは競うようにチラシの裏に書いた落書きをベタベタと壁に貼り付けるんである。たくさん貼られているのでひとつ増えたところでいちいち気付いたりしなくなってしまった。

何が書いてあるかというと、似顔絵だったり歌の歌詞だったり色々である。今タクが「見れ」と得意気に僕に見せようとしているものには何が書かれているか…と見てみたら、たどたどしい字で書かれている文章が。けっこう読むのに苦労する。

まず一番上に見出しっぽいのが書かれていて、読むと「ダジャレ」

「えええー、ダジャレ?」

「そうだよ!」

読み進めていくと

@でんきは、のうでんき(能天気)につかわないこと
Aエコにきをつかうことはとってもエーコとよ

というダジャレネタが書いてあって脱力気分。これらダジャレは勿論タクが考えたわけではなく、元ネタがある。

「またゾロリのネタか?」

「うん、そうだよ!」

ゾロリというのは、タクがよく図書館で借りてくる「かいけつゾロリ」という児童図書であり、シリーズもので何十冊も続いている。僕らの世代のズッコケ三人組シリーズみたいなものだろうか。

僕も1冊だけちょろっと見せてもらったが、挿絵がたくさんあり、マンガまである。その中にダジャレネタがたくさん突っ込まれているのである。で、肝心のストーリーはというと、僕が読んだ時のものは、地球に向かってくる隕石を、屁の力で方向転換させよう、という話。

なーんだ。ダジャレと下ネタのオンパレードか。どっかのブログみたいだ、と思ったものである。

とにかくこの「かいけつゾロリ」のせいでタクがダジャレ好きになってしまい、

「氷で冷たい思いをするのはこおりごおりだ」

などとしょっちゅうネタを口走るようになってしまった。ただでさえ顔が僕そっくりなのに、いくら親子でもそこまで似なくてもいいと思う。

「かいけつゾロリ」のサイト←サイトがあったので紹介。

一方娘・R(7才)もゾロリ好きなのかと聞いたらそうでもなく、

「ゾロリは絵が汚いからあんまり好きじゃないの」

と、なまいきシャルロットなことを言う。で、Rはどんな児童図書が好きなのかというと、

「えっとねー、『あんびるやすこ』さんの本は、絵がキレイだから好きなの」

そういえばRはこの人の本をよく借りてきている。

あんびるやすこさんのサイト←こちらも紹介。

なるほどRの言う通りキレイだし女の子っぽくて良い。確かにRがゾロリのように

「みんなのオナラで隕石をよけるんだー!」

みたいな話を読んでるとちょっと不安になる。こちらの本を読んでる分には充分安心だ。

男の子は別にいいんである。僕も下ネタとエロは小さい頃からコロコロコミックで思う存分洗礼を受けた。ちんこうんこエロのネタを詰め込んだ「ロボッ太くん」や、下ネタとダジャレ満載の「おぼっちゃまくん」。無意味に裸が出てくる「おじゃまユーレイ君」、などなど。男はちんこうんこまんこの「三大こ」が大好きな生き物なのだ。特に最後のは死ぬまで。僕が良い例だろう。

これを「三この例」といいます。なんつって。

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01月09日(日)
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