ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■景気の良いケーキ屋
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仮面ライダーの映画を観に行った大泉学園という街。
学園というわりに大学とかが全然ないのは、大学誘致に失敗した名残なんだそうだ。ちなみに「まいっちんぐ学園」は池袋のイメクラである。
そんな大泉学園の街角で、行列が出来ている洋菓子店を見つけた。行列が出来ていると並びたくなってしまう悲しい性、「聖地・大泉まつり」でも何をやるにしても行列に次ぐ行列だったので、もっかい並ぶぐらいなんてことないぜ!ということで並んでしまった。
娘・R(7才)も息子・タク(5才)も本当に嬉しそうで、ケーキが並ぶウィンドウをキラキラとした瞳で眺めながらひとつずつショートケーキを買ったのはいいんだけど、時間がかかりすぎてしまった。30分ぐらい並んでしまったのである。
早く帰らなければならなかったのに迂闊であった。何故そんなに時間を気にしたかというと、Rの宿題があったからである。週末は1日ぶんの日記を書かなければならず、帰ってからこの日のネタを日記に書く予定だった。家に着いたのはもう5時近く。普段だったらピアノの練習をして風呂、そしてゴハンという流れであり忙しい時間帯。
帰りの電車の中で
「日記に書くことを決めときなよ」
と言っておいたら
「今日は楽しいこといっぱいあったな〜。スタンプラリーでしょ、映画でしょ〜、お昼食べたでしょ〜、ケーキ屋さん行ったでしょ〜」
なんかRは走馬灯状態になっていた。楽しかったようで何よりだがちょっとウットリし過ぎていてパパちょっと心配。これは疲れている証拠である。日記を書き終える前に寝てしまうかもしれないなあ…と心配になった。
「きめた、ケーキ屋さんのおはなしを日記に書く!」
結局Rは本日のメインイベントの映画よりもケーキ屋の方が印象に残ったようだ。仮面ライダーは男の子向けだし、それよりはファンシーで甘いケーキ屋さんの方がR好みだったのだろう。
Rひとりにやらせると夜が明けてしまう遅さなので、僕が横に付き、Rが一文書き終える毎にその場でテッテ的に推敲して早く終わらせるようにした。
「わたしはハートのかたちをしたチョコのケーキにしようとしたら、おとうさんが、それはおさけがはいっているよ、ちがうのにしなさいといいました」
などというケーキ屋でのやりとりが書かれていて、Rの日記に僕が登場しているのを見ると、わりと嬉しい。
「よっしゃー終わったー。寝るぞー」
それでも終わったのは普段ならとっくに寝ている時間であった。この日記の宿題がある限り、16時前には遊びを終えなきゃならないな〜と反省。
ケーキとかけまして、もう寝る時間とときます。
そのこころは、どちらもショート(消灯)があるでしょう。なんちて。
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12月22日(水)
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