ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ひねもすらいぶらりいかな
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近所の小学校は、土日は図書館が開放されているので、息子・タク(5才)が借りている本の返却とまた新しい本を借りるため付き添いした。娘・R(7才)と何故か近所の姉妹も「行きたい」と言うので子供4人をゾロゾロと連れて。
タクはこの図書館でお気に入りの「かいけつゾロリ」シリーズの本を何冊も借りている。今回も新しいのを2冊借りた。そしてRと近所姉妹達は借りはしないが図書館中の本を物色し始め、手当たり次第本を広げ、全然帰る気配がない。
「何読んでるのかな?」
と近所姉妹のお姉ちゃん(小三)が読んでる本を見てみると「男の子」というタイトルで、要は性教育の本ですよ奥さん!大人と子供の男の違いが全裸イラストで図解されていて
「大人にはちん毛がある、だってー」
とゲラゲラ笑っているので見てみたらホントに書いてあった。
「Rちゃんパパ見て〜。この男の子おねしょしてるよ」
「うん、そうだねえ…」
小3の女の子に「それおねしょ違う。射精。」とは言えなかった。ていうかこんなもん小学校の図書館に置くな!Rが見たらどうしてくれんだ!せめて高学年以上閲覧貸出禁止にしろ!
急にRが読んでいる本が何なのか心配になって見てみたら、姉妹の妹ちゃんと一緒に「妖怪の本」を読んでコワイコワイと震えていた。そういえば僕の小学校にも心霊写真集とかあったなあ。なんであったんだろ。
その後はみんなで「うんこの絵本」なるすさまじい本を読んでるし。
「友達とうんこの違いをたしかめよう」
「みんなでうんこの観察日記をつけよう」
ってスカトロ養成講座か。結局子供ってエログロが好きなんだね。

これは「100階建ての家」という本。僕の背ぐらいある細長い本でわりとびっくりした。ああ、僕もこの子達のように、図書館に入り浸って興味の赴くままに本を手に取り読んでいたいなあ。そんな時間があったらなあ。
もちろんこの子達は連れて行かずにひとりでゆっくりと。
図書館だけに(らい)ぶらり旅ってか。
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12月18日(土)
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