ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ケーキ対策
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昨日の日記の続き。
としまえんから家に帰ってきた。部屋に入ると
「パパおたんじょうびおめでとー」
壁に娘・R(7才)と息子・タク(5才)製作による「おたんじょうびおめでとう」の文字が!チラシの裏にマジックで書いてあり、幼稚園のお誕生会での装飾を真似したのだという。
「ありがとう。こういう演出がいいね」
としみじみ眺めていたら
「ケーキ!ケーキ買いに行こう!」
と目が血走っている。僕の誕生日を祝うというよりケーキが食べられるからこんなにテンションが高いのかなあ。
「ちょうどあなたの誕生日の前日にオープンしたケーキ屋があるのよ!すごいおいしそうなのよ!そこで買うのよ!」
嫁も血走っている。お前ら、僕よりケーキ屋の誕生を歓迎しているだろう。ここで
「いや、僕はケーキはいらないから」
と断っても嫁が子供を連れて実家に帰ってしまうと思うので、嫁に連れられるままその新しいケーキ屋に赴いた。なるほどそこは練馬であって練馬でなかった。店の前には黒服が立ち、内装は白を基調とした白亜の殿堂。表参道のブティックみたいだ。天井が高い。ついでに値段も高い。
そんなセレブっぽい店なのに、オープン2日目でハイテンションなせいか、
「いらっしゃいませええええ」
と若い男店員が叫ぶと
「いらっしゃいませええええっ」
他の店員も大合唱。ブックオフみたいになっていた。
僕ら家族ではホールのバースデーケーキは食べ切れないので、それぞれが好きなショートケーキを購入。その方がRもタクも嬉しそうだ。Rはショコラ、タクはモンブランを選んでいた。タクはいつの間に栗が好きになったのだろう。どうでもいいが昔、紋舞らんっていうAV女優がいたなあ。
家に帰ってから貪るように食べるRとタクだが、
「おいしいおいしい」
嫁などは泣きそうになりながら食べている。僕が選んだホワイトチョコがベースになったナンチャラというケーキも確かに美味しい。しかし僕が本当に好きなのはバースデーケーキよりバースデースーツ、すなわち裸である。
子供達が寝静まってからバースデースーツになりましょうぞ、と密かに狙っていた午後10時、嫁が洗面台の前でうんこ座りをしながら歯を磨いていた。コンビニ前でたむろってる田舎のヤンキーみたいである。
「なんで座ってるの」
「眠くてしょうがないの!」
どうやら今夜は無理のようである。眠くなった嫁にちょっかいを出すなど、中国漁船に出て行けと勧告するに等しい。どんな反撃を食うか分からん。
僕のバースデー性器は食べてもらえなかったとさ。
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11月23日(火)
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