ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■親は老けても子は伸びる
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昨日の日記からの続き。
トイザらスでオーメダルセット02を買い終えた足で、隣接するとしまえんで嫁と子供達と合流した。遊ぶ約束をしていたんである。

まず駅前に巨大なスティッチが!
「長谷の大仏かよ!」
思いっきり度肝を抜かれたので取り敢えずパチリ。練馬区のアニメイベントをやっていたようで、
「スティッチの似顔絵描きませんか?シールもらえますよ」
と娘・R(7才)と息子・タク(5才)に用紙を渡してきたお姉さんが可愛いと思った。スティッチをスケッチ。なんつって。そして僕ドエッチ。
さて、としまえんでは身長110センチを超えればひとりで乗れる乗り物がたくさんあり、ひとつのボーダーラインになっていて、園内の至る所に110センチを示す身長計がある。
現在Rとタクは双子かってぐらいに身長がほとんど同じ。そしてほぼ110センチなのである。入口近くにある110センチ身長計のそばに立たせてみてもホントにギリギリで
「どう?超えてる?」
「うーん、髪の毛ぶん超えてるような気がするし…?」
僕も嫁も判断が出来なかった。しかし子供用のジェットコースターの乗ろうとしたら、係員のお兄さんが
「ちょっと計ってみましょうか…あっ。僕が見る限りOKですね」
110センチ以上であることを示すタグをふたりの手首に巻いてくれた。
「よかったなー、これでパパママが乗らなくてもひとりで乗れるぞ」
とRとタクに言うと
「あの人の名前、ヤギだって!」
タクが素っ頓狂なことを言う。は?と思ったらそのタグに担当者名欄に「ヤギ」と書いてあった。
「ああ、八木さんて名前なんだよきっと」
一応タクにそう説明すると
「ええっ。声がヤギっぽいからヤギなの?」
「違うわ。ていうか失礼だろ!」
「お手紙食べちゃう?
「食べるかっ」
頼むから黙ってジェットコースターに乗ってくれ…。ヤギさんには感謝すべきなのだ。としまえんにはもう十回単位で来ているが、

これも、

これも、Rとタクは初めて親の付き添い無しで楽しめたのだから。実際大人が乗ると窮屈なんだよね…。
お昼頃にはプリキュアショー。タクは真剣に
「プリキュアガンバレー!」
と絶叫していたが、Rは
「でもあれニセモノなんだよね」
わりと覚めた視線。1年生にもなるとさすがに幼稚に見えてくるのだろうか。僕は僕で

「あの紫のプリキュア(画像右)だけなんでダッチワイフみたいなんだ?」
嫁に分かってもらおうと必死に訴えていたがガン無視された。何故。
この日は僕の誕生日だったけれども、増えても嬉しくない年齢なんかより、ひとりで乗ってOKになるまでに背が伸びたRとタクの成長の方が余程喜ばしい。としまえんに来る度に「いつひとりで乗れるようになるかな?」と思っていたものである。こうやって少しずつ親離れしていくんだね…。
子供達の背のセンチが増えて、おセンチ(死語)になってしまった。
夜はメートルが上がったりして。これも死語か。
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11月22日(月)
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