ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■バカにしないでよ。そっちのせいよ。
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夜中、歯を磨いて寝ようと思ったら嫁が

「ちょっと待って!」

山口百恵ばりの凄い勢いでストップがかかった。思わずプレイバック、プレイバック、と合いの手を打ってしまったではないか。

「なんすか」

「これ見て!」

嫁がゴソゴソとお菓子棚から出したのは

おじゃる丸
おじゃる丸
ばいーん。おじゃる丸千歳飴だった。いやよく見ると千歳「チョコ」。チロルチョコ製造である。

「へえー。こんなのも売ってるんだ」

「これね〜セガミ(ドラッグストア)で見つけて即買っちゃった!」

嫁は嬉しそうに言う。そういえば嫁はおじゃる丸が大好きであった。10年前ぐらいは僕も好きで、アニメを見たりUFOキャッチャーでぬいぐるみを取りまくったり、ウチのカレンダーも数年間おじゃる丸のを買っていたものである。

そんだけハマっていたのに、いつのまにかほとんど見なくなってしまったなあ…。原作者が自殺してしまったので、それ以降なんとなくダークなイメージになってしまったんだよなあ…と、懐かしさを感じながら食べてみると、うん、いつものチープな安心感のある味、チロルチョコだ。

「10個ぐらいあったんだけどね、全部買うのはさすがに恥ずかしかったの」

嫁、恥ずかしくなかったら買い占めるつもりだったのか。

「でもこれ、せっかく買ったんだから昨日の七五三の時にRとタク(子供達)に持たせれば良かったのに」

「そーなのよー!忘れちゃったのよー!」

悔しがりながらも嫁は何故かきゃぴきゃぴしていた。余程おじゃる丸グッズを手に入れたことが嬉しかったのだろうか。きもっ。

「じゃあ僕は1個食べたからもういいよ…あとはRとタクに…」

キャピる嫁からちょっと距離を置こうと思い、おじゃる丸千歳チョコをお菓子棚にしまい、今度こそ歯を磨いて寝ることにした。嫁が歯磨きを止めた時、実は

「まだ寝ちゃいやーん」

みたいな感じで、夜のお誘いかしらん、と期待しちゃったのである。思いっきり肩透かしを食らってしまった…。ちんこ出す気まんまんだったのに千歳チョコ出されちゃった時の気持ちといったら。嫁に分かるかなー?わっかんねえだろうなー。

千歳(ちとせ)といえば松鶴家なんである。

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11月17日(水)
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