ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■はっぴうえんど
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以前息子・タク(5才)が開催した家庭内イベント、「ダンス発表会」がまた行なわれるらしい。

「パパ!お知らせの貼り紙したから見て!」

「あとで見るよ」

「見ーて!」

「はいはい…」

壁にセロテープでくっつけられた、チラシの裏に書いてあるお知らせを見てみると…

『ダんス はっぴうかい

11がつ14にちはタんスぱっぴうかいです。きてくさい。
そしてしめきりは11がつ13にちです。よろしくおねがいします』
(原文ママ)

「わはははは!『はっぴうかい』だって!前もそう書いてたろ!直せって言ったのに!」

「ぎゃははは!『タんス』『きてくさい』だって!」

僕と娘・R(7才)は大爆笑。しかしタクはめげることなく

「しめきりは13日だから、見るか見ないか決めてください」

と優しくアナウンスする。ていうか見ないなんて言えない…。

「見るよ。楽しみにしているからね。練習はしてるのかい」

一応親として声援を送ると

「これからする!でも見ないでね」

と奥の部屋へ引っ込んで行ってしまった。鶴の恩返し状態である。そしてコソ練が始まったようで、ゴソゴソと物音がする。一体どんなダンスなのだろう。前回の内容は、ダンスというより、パンクバンドのライブの観客みたいな、単なるタテノリでわめいてるだけに近かったが…。耳をすますと、タクの歌声が聞こえてきた。

「ちょうちょ〜ちょうちょ〜たっくんのちんちんにとーまーれー」

…ものすごいイヤな予感がするのう。どんなダンスだ。

ちんちんに虫を停まらせるといえば、ハエオナニーである。まず羽をもいだハエを2、3匹用意する。お風呂に入り、亀頭のさきっちょだけ水面から出す。そこにハエを乗せるんである。

かわいそうなことに、翼の折れたエンジェルとなった羽無しのハエは、湯船の水面にぽっかりと浮かんだモッコリひょうたん島以外行き場がないため、亀頭上をわたわたと歩き回る。

その感触が最高に気持ちいいという。まさかタクはその奥義を知っているのでは…。ってんなわけあるか。

つか14日って七五三のお参りだからそんなことしてるヒマあるかなあ…。最近は僕のちんちんの発表会も行なわれていない。締切りを過ぎても参加者ゼロなので…っていうか対象は嫁しかいないんだけど。

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11月14日(日)
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