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エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■TSM48(年増フォーティーエイト)なのにギャルいっぱい
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今年2回目の「としまえん」プールに行った。

前回と比べ若い女の子集団が多かったような気がする。すなわちGDP率の上昇である。

GDPとは、アメリカの社会学者であるパイオッツ・モームが提唱した単位で「ギャルのデカイパイオツ」の略である。海岸やレジャーランドのプールなどにおいてこのGDP率が高くなると、男のBMP(ボッキングムラムラポイント)が高まり、少子化現象に歯止めをかける影響を持つと言われている。(民明書房刊「日本の夏、怒張の夏」より)

GDPを1日中眺めていたいのは山々だが、それは叶わぬ望みである。娘・R(6才)と息子・タク(4才)が泳いでいる間は目を離すことが出来ない。

Rとタク
プールに入る前にパチリ。タクが泣きそうな顔をしているのは、ここに来るまで

恐怖なう
このようなホラーなアトラクションの看板が至る所に掲示され、本気でびびっていたためである。

ふたりともスイミングスクールで水泳を習ってるものだから逆に目が離せなくなった。というのも去年までなら流れるプールを浮き輪でプカプカ…てな感じでのどかに漂っていたが今年は違う。

足が付かない深いところでも全然怖がらず浮き輪を投げ捨て

「もぐってみるね〜」

中にウニでもいんのかよってぐらい潜りまくるんである。スクールで習っていることなので慣れっこのようなのだが、もし足がつったり何かイレギュラー的なことが起きて驚いてガボガボガボ…と溺れやしないかと結構ドキドキであった。

もし僕がGDPに目を取られている隙に子供達が溺れてしまったら、僕は子供をマンションに置き去りにした母親並の愚か者である。

そんなことを考えながら監視していたが、溺れることなどなく、Rもタクも本当に泳ぎが上達したなあ…と監視どころか感心してしまった。

プールは午後3時頃に終えることにした。というのも4時からウルトラマンショーがあり、特にタクが見たがっていたんである。

「どんなウルトラマンが来るんだい?」

と聞いてみたところ

「ウルトラマンマックス、ウルトラマンネクサス、ウルトラマンノアだよ!」

「全然知らねー!」

僕もウルトラマン大好きな子供であった。ウルトラQからウルトラマンレオまで、リアルタイム世代ではないが繰り返しやっていた再放送は高校生ぐらいまで必ず見ていた。それなのに今のは全然わかんねえ…。

おにゃんこクラブだったら山本スーザン久美子とか多少名前は覚えているのにモーニング娘。は誰ひとりわからん、みたいな時代の流れから取り残された感覚を味わった。

ウルトラマンショーが始まるとRもタクも超集中して見てる。僕も中の人が暑さでぶっ倒れやしないかと違う意味でドキドキ。ウルトラマンの着ぐるみはその通気性の悪さからめちゃくちゃ暑い&酸素が薄いと聞く。実際

「肩で息してるよ…」

と嫁が心配していた。まじでカラータイマーが点滅してる、みたいな。

Rとタク
握手会で大喜びのRとタク。特にタクの熱中ぶりは凄かった。この握手の時もウルトラマンに向かって

「ウルトラマン大好き!」

と言って頭なでなでされてたし、ショーの間、ウルトラマンと怪獣が闘っている時は

「ウルトラマン!がんばれー!がんばれー!」

声を張り上げて真剣そのもので応援していた。そんなタクの純粋で熱意溢れる目を見ていると、ああ、僕はなんと大切なものを見落としていたのだろう、何がGDPだ、オッパイなんかよりもっと大切なものがあるだろう、ということに気付かされた。

ウルトラま○こー!


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08月03日(火)
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