ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■サンカンサンカン授業参観
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娘・R(6才)の授業参観であった。
1時間目からいつでも来てよい、というシステムであったが娘・R(6才)が
「こくごのじかん見に来て!Rちゃんろーどくするから!」
と猛烈にプッシュするので国語の授業である2時間目から見に行くことにした。学校に着くと2時間目が始まる前の休み時間で、Rは中庭で友達と遊んでいた。
仲良しの友達女の子と中庭の隅っこで楽しそうに遊んでいる。何だろう。女の子らしくお花でも見ているのかな…女の子は可憐でいいなあ…と思ったら僕を見つけてダダダダッと走ってきて
「みてみて!ダンゴムシ!」
「ぬあああああ!」
ハナクソみたいなダンゴムシが手のひらに一杯。可憐じゃなくてワイルドだった。
国語の授業が始まると、まず教科書を全員で朗読。それから先生の質問。
「なんで○○は××なんでしょう。わかるひと〜」
「はーい!」
R、手を挙げず。
先生の次の質問。
「はーい!」
R、また手を挙げず。普通、授業参観ってこれでもかってぐらいに挙手して目立とうとしないのだろうか。いや、Rの性格はよく分かっている。とにかく目立つことが嫌いなんである。多分そうじゃないかなあと薄々は分かっていたことだ!
その後はグループごとに前に出て来て朗読。これはRも堂々としていてよく出来ていた。みんなと同じことをして同じぐらい目立つことには抵抗がないようだ。…分かりやすい子!
あとで
「手、挙げればいいじゃん!答え分からなかったの?」
と聞いてみたら
「今日はそういう気分じゃなかったの」
とかアンニュイな表情で言われてしまった。気まぐれな大女優かお前は。
国語の授業が終わると体育館で保護者向けの「セーフティ講座」なるものがあるという。なんだセーフティって。セーフティ吸水・多い日も安心、みたいなことしか思い浮かばなかったが、校長や警察官・区役所職員による子供の安全・防犯についての講座だった。まとめると
・高学年には万引き・ドラッグについて指導。
・低学年には交通事故・不審者について指導。
ふーん。小学生で既にドラッグて。エロマンガの世界だけかと思った。そして練馬区という地域性については
・練馬区は凶悪犯罪は少ないが露出狂とか幼女を誘おうとする変質者・変態が多い。
・練馬区は「台」のつく地名に犯罪が多い(桜台・氷川台・平和台)
なるほど。練馬変態クラブってわけだな。しかし平和台って名前なのに平和じゃないんだなあ…。
それよりも何よりも一番気になったのは、講座の途中で外から飛び込んで来たでっかいギンヤンマの存在だった。
「うおおおお!おらが田舎の栃木でも滅多に見たことがないのに!」
捕まえたくて仕方がなかった。しかし追い掛け回したら変態だよなあ…と辛うじて良心が邪魔をして我慢せざるを得なかった。
セーフティー講座が終わってRの教室に戻ると給食の時間。
「今日はカレーなんだよ」
とRが言っていたとおり、教室の隣の給食室で大量のカレーを作っていた。僕の小学校は給食センターからの配達だったので給食室はなかった。
なので物珍しくて見ていたら、石川五右衛門を3人ぐらい余裕で釜茹でに出来そうな大釜や大鍋や、志村の頭上に落ちてきそうなでっかいタライがたくさんあって興奮した。ていうかカレーの匂いがとてもうまそうで腹減ってきた。
しかしいくら物欲しげに見ていても親が食べられることはなかった(当たり前だ)。周りの子がカレーおかわりとか、休んだ子のぶんが余っているデザート争奪ジャンケンとかしている間、Rは一番遅くまでもっさらもっさらと食べていたことよ。
ダラダラしている訳じゃないんだけど遅いんだよなあ…。なんでだろう。あまりハングリーじゃないっていうか。だから一番背が小さいんだなあ。
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06月20日(日)
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