ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■アイスる人よ、そばにいて
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あれは嫁の誕生日当日のことじゃった。
お祝いは翌日の土日に行なうのでこの日は特に何もイベント的なものはなかったのだが、手ぶらで帰るのもなあ…ということでコンビニに吸い込まれた。
「アイスでも買って行こうかしらん」
そういえばこないだ光が丘に行った時、ハーゲンダッツの店が潰れてしまっていて
「ぬおおおお、なんでええええ」
嫁が思いっきりショックを受けていたのを思い出した。おおそうじゃ。ハーゲンダッツのアイスを買って行ってやろう。
コンビニの冷蔵庫を開けると、ストロベリーだとか抹茶だとかのスタンダード商品のほかに、「ドルチェ」とか書いてある見慣れぬ商品があった。これを買うことにしよう。3種類あったので3つとも買うのだ。
レジに持ってったら1180円ぐらいしてちょっと驚いた。高っ。ひとつ300円以上?値段とか全然見てなかったよ…。多少後悔しながら家に帰って嫁に見せたら
「うわっ。すごーい。おいしそー。ありがとー」
なんかもの凄い喜んでるんだけど。やはり高価なだけある。
「あなたも食べなよ」
「いや僕はいいよ…」
この年になると甘ったるいものはねえ…と遠慮したのだが、嫁があまりにも味見しろ食ってみろというので一口食べてみたら
「うめー!なんだこりゃ!」
アイスのようなケーキのような。両方のおいしいとこいいとこどりみたいな。すげえええハーゲンダッツのドルチェ。
「明日子供達にも食べさせてやろうよ」
そのためにみっつも買ってきたんである。しかし嫁は
「人生の序盤からこんなの与えて舌肥えさせてどうすんのよ!」
…ごもっともで。今のうちからこんないいアイスを食べさせてたら海原雄山みたいな子供が出来上がってしまう。
とにかく嫁はおいしいおいしいと超ご機嫌。これが栃木名物

レモン牛乳アイスだったらどうなっていただろうか。これも美味しいんだけれども、嫁はりブランドとかネームバリューに左右される生き物であり、栃木ブランドではハーゲンダッツも足元にも及ばないだろう。この勢いで今夜ご開帳してくれそうな勢いである。さあ、ドルチェがくれたこのチャンス。逃すものかあああああ
「まだ出血中だっつの」
あああああああ…。
ドルチェ…アンド…
…そんなバッカーナ。
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06月09日(水)
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