ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■ショートカット
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娘・R(6才)の通学路沿いに、わりと大きなマンションの敷地がある。
「ここねえ、ちかの道があるんだよ」
とRが言う。いつも一緒に登校する上級生に教わったらしい。
「地下道?へえ〜」
マンションの地下に駐車場があるのだろうか。
「学校から帰る時、ちかの道を通っておウチに帰ろうとしたら先生に見つかって怒られちゃった」
とのこと。通り抜けできるってことは車路が少なくとも2WAYあるのだろうか。そんなでかい地下駐車場があるとも思えないが…。ともかく怒られるのは当たり前である。
「そりゃそうだよ。マンションの中によそもんは入っちゃいけません。あと危ないから地下の道は禁止!いつもの道を歩きなさい」
車路なんて危険極まりない。しかも地下道といえばダンジョンである。地下道には野良犬野良猫鼠、また変質者や浮浪者や地下アイドル等のモンスターがうろついており、エンカウントするたびにバトル画面に切り替わってしまうではないか。単なる「ぬののふく」しか装備してないRにはまだ早いっ。
しかし僕はこういう寄り道大好きなんである。学校からの帰り道を敢えていつもと違う道で帰ろうとする工夫が大好きだった。よその敷地だろうが構わずショートカットを探してみたり。道じゃなくてドブ川を伝って来たり。
そして地下道である。僕の故郷は田舎なので地下道なんてなかったから尚更ワクワクである。
会社帰りにそのマンションの前に立ち、誰もいないことを確認して敷地に入った。
「へへへっ。あやしいもんじゃないよっ。おいらベロってんだ…」
誰にも見つかりませんよーに…と地下道を探してみた。しかしそんなもんはやはりなかった。頭の中にはてなマークがたくさん湧き上がった。じゃあRが言う地下の道とは一体…。
はっ。
近い道→地下の道
結論から言うと、単に僕が空耳アワーだった。このマンションの敷地をナナメに突っ切ればショートカットになる、それを言っていただけだったのである。なーんだそっかつまんね…。
そして僕はなんのゆかりもないマンションの敷地に侵入する怪しい中年…。近道や。ああ近道や近道や。
奧の近道。なんつって。
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05月13日(木)
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