ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■マイゴー・ジャクソン
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日曜日の昼間。娘・R(6才)と息子・タク(4才)を公園に連れて行った。嫁は買い物なのでいない。
この公園は自転車を借りて乗り回すことが出来る交通公園である。Rとタクのお気に入りなのでしょっちゅう連れて行っている。
公園に着くとふたりとも早速自転車をゲットし乗り回す。元気なことよ…僕は子供達を眺めながら缶コーヒーをすすっていた。するとものの5分もしないうちにRが
「ねえパパー。たっくんがいない」
タクがいなくなったという。
「え。うそ。あれ…ホントだ。いない…」
ついさっきまで黄色い自転車に乗っていたのを見たのに、ちょっと目を離した隙にいなくなってしまた。
「パパ、たっくん探そう」
「おう、そうだな」
勝手知ったる公園だからチョロチョロと走り回ってるのだろう。しかしないとは思うが、もし公園の外に出ていたり知らない人に付いてったりしてたら…という不安もある。なにせタクはとしまえんで豪快に迷子になった前歴がある。
僕とRは走って行った。何しろ広い公園だからひとめで全体を見渡せない。
「パパはこっち探してね。Rちゃんは向こう探すから」
「おう」
Rが二手に分かれるのだと指示を出す。
「そんで、ジャングルジムの前で待ち合わせるのよ」
「はいはい。ふふふふ」
いつの間にか自分で考えててきぱきと行動できるようになったんだなあ…と感心した。自分で動ける人間になることは大切である。僕のようにちんこ以外は自分から動こうとしない大人にはなってはいけない。
公園の半分を探し回ったがタクはいなかった。Rも走ってきて
「いないね…どこいっちゃったんだろ…」
と思ったらいた。
「やっほー!パパとRちゃーん!きゃほほー!」
ジャングルジムの上から猿のような我が子が。
「タク!全然自転車乗ってないだろ!」
「じてんしゃもういい」
しっかりした姉に鉄砲玉の弟。なんか典型的な姉弟だなあ…。
「パパおなかすいたー」
なんか好き勝手なこと言ってるし。
「じゃあゴハン食べるか」
「うん」
迷子の晩餐。なんつって。昼だけど。
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04月13日(火)
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