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エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■パンデみっくみくにしてやんよ
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息子・タク(4才)が新型インフルエンザになったので、僕と娘・R(6才)に伝染しないように別の部屋に寝させることにした。もっとも寝る時以外はずっと一緒にいるので意味ないのかもしれないが。

ただしタクひとり隔離させるのは出来ないので

「私、覚悟決めたからタクと一緒に寝るわ」

と嫁はタクと寝ることになった。

「すまん。頼んだ」

薄情な感じだが、家族全員パンデミックになるわけにはいかない。僕の部屋に布団を敷いて、寝ているRをそっと抱いてそこに寝かせた。そしてふたりで寝た。遂に夫婦別寝室になってしまった。

…が、どうせ同じ部屋で寝てたとしてもやらせてもらえないし、ノープロブレムね…と悲しい程まで納得して僕も眠りに落ちていった。翌朝、

朝、

「あれー、かわってるー」

起きたRが目をパチクリさせているのが可愛かった。

「夜、パパが布団とRちゃんのお引っ越しをしたんだよ」

と説明すると、

「じゃ、今日の夜もお引っ越しする!」

とても楽しそうにウキウキしていた。で、その日の深夜に帰って来ると、嫁・R・タクは一緒に寝ていた。タクをひとりで寝させられないのと同様、Rもひとりで寝られるわけないからね…。

「パパが帰ってきたらお引っ越しするの、楽しみー、って言って寝たよ」

と嫁。

「そうかそうか。可愛いなあ…じゃ、Rちゃん、今日もお引っ越ししましょうかね…」

寝ているRの布団をそっと持ち上げると、なんとRの目がぱちっと開いた。

「お、起きたの?」

夜、一度寝たら朝まで絶対起きないRがガバッと布団から起き上がり、

「お引っ越し」

とっとと僕の部屋まで歩いて行くではないか。

「楽しみに待ってたのかい?お引っ越し」

Rはコクリと頷く。Rは僕が布団を敷き終えるまで待っていた。ああ、なんて健気な娘なのだろう。そして

「じゃ、一緒に寝ようか」

布団に入るように言うと

「うい」

やはり頭の半分は寝ているのであろう、春日のような妙な返事をしてとっとと布団に滑り込んだ。僕も布団に入るとRはきゅっと僕の腕に絡みつき、腕をモミモミしながらすぐ眠りに落ちた。甘えてくる娘ってホントに可愛いものである。

僕の大好きなタイプであるロリ巨乳の女の子が上目遣いで

「ちゅーして」

とか言ってくるシチュエイションよりもグッと来る。僕にしがみついて寝ているこの子を守るためならライオンにでも勝てそう。おやすみからおはようまで。なんつってな。

そして翌朝も

「今日もお引っ越ししようねー」

と約束して出勤したのだが、深夜に帰って来ると嫁が

「今日はお引っ越ししないって言ってたよ」

と嫁。

「な、何故だああああああ!」

「さあ、あなた何かしたの?」

「するかっ。ていうか絡みつかれるわ揉まれるわされるがままだぞ」

一体どんな心境の変化が起きたというのだ。R、教えてくれ…と言いたかったけど寝ているので、頭をそっと撫でた。するとまたR目がパチリ。そして

「今日はお引っ越ししないよ…」

ひとことだけ呟いてまた寝てしまった。うおおおおおおお。何故だあああああ。あんなに甘えていたのに。あんなに楽しみにしてそうだったのに。

今、Rにフラれたショックでこの日記を書いている深夜3時。お引っ越しするつもりが手持ちぶさたになってしまった。

お引っ越しできなくなったのでおしっこしーすることにする。

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01月22日(金)
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