ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■夢見るオヤジじゃいられない
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他人が見た映画と夢の話ほどつまらないものはないと言うが、子供が見た夢の話はエキセントリックで面白いものである。
「きょう、いっぱい夢見た」
娘・R(6才)が言う。この子は起きている時でも夢見る乙女のメルヘン少女なんだけど。
「きょうね、かなしい夢を見たの」
息子・タク(4才)も言う。
「どんな夢みたの?おばけ?」
と嫁が聞くと
「えっとねー。パパがおうちに帰ってこない夢」
「ええっ」
僕はいつも家にいないイメージなのだろうか。そりゃ朝会社に出かけて夜帰って来る頃には子供たちは寝ているけど、必ず帰って来るのである。年に1度だけ「WIRE」というレイヴパーティーでオールすることは許可されている。例外はそれだけだ。どんなに仕事が遅くなって電車がなくなっても必ず帰る。
「あのね、パパがずっと帰ってこなくて、1月も2月も帰って来ないの」
タクはそう説明した。どんだけ帰ってないんだ僕。すると嫁は
「あらー。そんなにー?パパは別のところにお家があるのかなー?」
などとニヤニヤしながら言う。
「待てこら。子供達に変なこと吹き込むな!」
僕は潔癖である。その証拠に給料明細を見るがよい。愛人なんか囲う金などないわ!ああ、なんという情けない証拠であることよ…。
しかしタクの夢が正夢になることをちょっとだけ期待したりしてウヒョヒョ…おっと、邪悪な欲望が出てしまった。いや待てよ。愛人が出来ることを表してるとは限らないのだ。
…死んでたらどうしよう。
嫁のイタズラなひとことを聞いたRとタクは目を丸くして
「ええっ。パパのおうちどこにあるの?」
ほら見ろ。混乱してしまったではないか。
僕のすけべいな夢と嫁はよく似ている。
どちらもかなわない!
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01月14日(木)
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