ID:81711
エキスパートモード
by 梶林(Kajilin)
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■プレゼンテッド・バイ・僕
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クリスマスイヴに、娘・R(6才)と息子・タク(4才)の枕元にプレゼントを置いた。

Rにはシルバニアファミリーのお家セット。タクには仮面ライダーのトリガーマグナムという銃。特にRのプレゼントの箱がでかく、寝相の悪いRが時々頭をゴンゴンぶつけているので、ちょっとずらしてから僕も寝る。明日の朝起きてコレみたらどんな顔するのか楽しみであった。

仮面ライダーのおもちゃは超品薄だったけど、このためだけでも池袋中を探しまくった甲斐があるというもの。で、朝なんかうるさいのと痛いので目が覚めたら

「ずっきゅううん!さいくろん!とりがー!」

「ねえパパみてみて〜。おうちつくったの〜」

既に全力全開で遊びまくっていた。いつもは幼稚園ギリギリまで寝てる癖に、こんな時に限って僕より早く起きやがって!

子供達が朝目を覚ますと枕元には待ちに待ったプレゼントが。

「うわあ〜。サンタさん来てくれたんだね」

子供達の寝ぼけヅラがぱあっと天使の笑顔に変わる。そして

「うんうん。君達が良い子にしていたからね」

むおっほっほと見守る僕。そんなクリスマスの朝の情景を思い浮かべていたのに、現実はタクのおもちゃの効果音と暴れまくる子供達に蹴っ飛ばされた痛みのみ。

もっかいおもちゃを没収して明日やり直ししたい。しかしそんなことしたら暴動が起きるだろうなあ…。Rはせっせとお家を組み立て、タクはベルトを締めて銃を片手に暴れまくっている。とにかく夢中なのである。

「起きた時のふたりの顔、すごい輝いていたよ」

と一番早起きの嫁が言った。

「あああ、僕、それが見たかったんだよ」

「あなたにもひと目見せてあげたかったわ…」

何その故人に言うような言い方。

「ねえパパ〜。てつだって〜」

Rが僕を引っ張る。Rのお家セットは階段やらバルコニーやら細かい家具の組み立てがやたら多いのだ。

「はいはい。これが洗濯機。これがアイロン台。バルコニーの手すりはこうやって付けてね…」

とチマチマ組み立てていると

「あなた、時間大丈夫なの?」

「えええええー。もうこんな時間!」

家を出なければならない時間はとっくに過ぎていた。サンタさん〜。会社に行かなくてもいいように僕も一億万円ぐらいプレゼントが欲しい〜。

メリークリスマス。
ベリー遅れます。

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12月26日(土)
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